光文社新書<br> 宇宙はなぜブラックホールを造ったのか

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光文社新書
宇宙はなぜブラックホールを造ったのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 274p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334043957
  • NDC分類 443.5
  • Cコード C0244

出版社内容情報

宇宙にはなぜブラックホールが存在し、宇宙はなぜブラックホールを造ったのかという問いについて、銀河天文学者が分かりやすく解説。

内容説明

「ブラックホール」という言葉から、何を想像するだろうか。銀河の中心には、必ずといってよいほどブラックホールがある。しかも、その質量は非常に重く、太陽の質量の100万倍以上もある。このようなブラックホールは“超大質量ブラックホール”と呼ばれているが、それは、私たちが住んでいる天の川銀河(銀河系)にもある。その質量は、太陽の400万倍である。では、そもそもなぜ、ほとんどの銀河の中心に超大質量ブラックホールがあるのか―。ブラックホールはいつ生まれ、どのように育ち、どのような運命を辿るのか。そして、宇宙はなぜブラックホールを造ったのか。現代天文学が描く、宇宙の過去・現在、そして鮮烈の未来予想図。

目次

第1章 ブラックホールとは何か(ブラックホールへの道;重力の意味 ほか)
第2章 ブラックホールの発見(超大質量ブラックホール;恒星の運命とブラックホール ほか)
第3章 超大質量ブラックホールの謎(天の川銀河の中心;アンドロメダ銀河の中心 ほか)
第4章 宇宙はなぜブラックホールを造ったのか(超大質量ブラックホールの生まれ方;超大質量ブラックホールの育ち方 ほか)

著者等紹介

谷口義明[タニグチヨシアキ]
1954年北海道生まれ。東北大学理学部卒業。同大学院理学研究科天文学専攻博士課程修了。理学博士。東京大学東京天文台助手などを経て、放送大学教授。専門は銀河天文学、観測的宇宙論。すばる望遠鏡を用いた深宇宙探査で、128億光年彼方にある銀河の発見で当時の世界記録を樹立。ハッブル宇宙望遠鏡の基幹プログラム「宇宙進化サーベイ」では宇宙の暗黒物質(ダークマター)の3次元地図を作成し、ダークマターによる銀河形成論を初めて観測的に立証した。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

171
年に何作か宇宙関係の本を読んでいます。概念的には知識のあるブラックホールに関して少し詳しくなりました。但し、数式も多く本書の内容を半分も理解出来ていません。巨大なブラックホールが地球に接近して飲み込むようなことはないので、安心です。宇宙の構成要素で断トツの割合で多いのが、ダークエネルギーとは(驚)2019/04/07

DK.HY.

21
新書に珍しくカラー図解が多く判りやすい。しかしブラックホールのことは謎が増すばかり。ブラックホールが持つ物理量は3つ(質量・角運動量・電荷)で、星・惑星・銀河などの天体に比べ、かなり単純な天体。そのため4種類のブラックホール(質量のみで無回転・質量を持ち回転・質量と電荷を持ち無回転・質量と電荷を持ち回転)があるとのこと。一種類かと思っていた。そのブラックホールは宇宙に1兆個×1億個以上あるとか。多過ぎ。太陽系のある銀河系の中にも1億個以上。意外と近くにあるのかも。情報が壮大過ぎて哲学思考に逃避したくなる。2020/11/24

Takanori Murai

14
七夕チョイスで図書館から。物理のお話が出てくるとおつむが拒否反応を示すのは相変わらずだが、何とか読み終えた。理解できるまでになろうとまでは思わないが、せめて慣れて抵抗なく読めるようにはなりたいものだ。まもなく57歳になるが宇宙大先輩は138億歳。それにくらべたらまだまだ赤ん坊だ。50億年後に太陽は死に、100兆年後には全ての恒星が死に、10の34乗年後には、原子が死ぬという。壮大な歴史の中でたまたま我々はいい時期に生きているようだ。2019/07/13

寝落ち6段

13
ブラックホールを撮影したというニュースを見て、その日にたまたま寄った本屋で見つけた。本書は、撮影される直前に発刊されたものなので、惜しい。しかし、ブラックホールが何者なのか、現段階での研究成果を分かりやすく、カラー写真と図で説明している。天文学とか、物理学なんてのは、専門的に勉強したことはないが、好きで好きでしょうが無い分野だ。浪漫だ。ブラックホールは、宇宙にとって必然的に存在する物なのだろう。物理的現象であるが、謎が深く、神秘的で、美しいのはどうしてだろうか。2019/06/08

5〇5

9
ブラックホールが造られるメカニズムが解説されます(内容は難解ですが)。そして言えるのは、まだまだ謎多きブラックホールなのですね。本書の発行日から2か月後の2019年4月に史上初のブラックホールの画像が発表されました。初めてその概念が考えられた1783年から、200年以上の年月を経てその姿を目にすることができたわけです。感慨深いですね。ここで、なぞかけを。                        「ブラックホール」とかけまして、「自己PR」とときます。その心は、どちらも特異(得意)な点があるでしょう!2019/06/07

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