光文社新書<br> 死にゆく人の心に寄りそう―医療と宗教の間のケア

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光文社新書
死にゆく人の心に寄りそう―医療と宗教の間のケア

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334043919
  • NDC分類 490.16
  • Cコード C0214

出版社内容情報



玉置妙憂[タマオキ ミョウユウ]
著・文・その他

内容説明

死の間際、人の体と心はどう変わるのか?自宅での看取りに必要なことは?現役看護師の女性僧侶が語る、平穏で幸福な死を迎える方法と、残される家族に必要な心の準備。

目次

第1章 死に向かうとき、体と心はどう変わるのか(死にゆく人の体と心に起こること;大切な人の死に直面した人の心に起こること ほか)
第2章 看護師の私が僧侶になったわけ(「これ以上、治療を続けたくない」と夫に言われたとき;在宅で死ぬことを選んだ夫との2年間 ほか)
第3章 死にゆく人の心に寄り添う(剃髪したら、患者さんが語り出した;僧侶として、死にゆく人と向き合う ほか)
第4章 生きていく人の心に寄り添う(医療だけでも宗教だけでも足りないものがある;一人であることを見つめる)
第5章 医療と宗教が交わる場(古来、僧侶は医療者だった;ホスピス(緩和ケア病院・病棟)とスピリチュアル・ペイン ほか)

著者等紹介

玉置妙憂[タマオキミョウユウ]
看護師・看護教員・ケアマネジャー・僧侶。東京都中野区生まれ。専修大学法学部卒業。夫の“自然死”という死にざまがあまりに美しかったことから開眼し出家。高野山真言宗にて修行を積み僧侶となる。現在は、現役の看護師として小岩榎本クリニックに勤めるかたわら、院外でのスピリチュアルケア活動を続ける。「一般社団法人介護デザインラボ」の代表として、子どもが“親の介護と看取り”について学ぶ「養老指南塾」や、看護師、ケアマネジャー、介護士、僧侶が学ぶ「スピリチュアルケアサポーター養成講座」を開催。さらに、講演会やシンポジウムなど幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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tulip

63
大切な家族も、友人も、もちろんいつかは死ぬ。その間際に驚いてあたふたしないように、心の準備が出来るように、読んでおくのをおすすめします。12年ほど前に義母が亡くなりましたが、その数日前からの看護師さん同士のアイコンタクト、その後の変化等、今になって理解しました。今はどうかわかりませんが、ギリギリまでどういう状態かは告げられなかったので慌てました。その前に死にゆく人の話をそばで聞いて、本人が心の整理をしていくのを見守ることで、穏やかな旅立ちへの支えになればいいなあ。2021/10/06

そら

54
とてつもなく荷が重いです。看護師として死んでゆく人々を見てきた著者でさえ、自分の夫の終末期には誤った判断を犯しそうになったり、死後は「自分が夫の死を早めてしまったでは」と自責の念にかられたりして、心が激しく乱れるばかりだったとのこと。「「死」というものをきれいごとのオブラートに包んで、食べることのできない飾りにしてしまうのではなく、やはり「死」は怖くて、嫌で、哀れで、悲しいものだと、それをそのまましっかり味わうことを許される看取りの場と文化を取り戻したいと思っております」←あとがきの一文2021/01/14

なごめ

47
いつからか、誰にでも訪れる死が、自分たちとは無縁のようになっていて、「その時」が来ると慌てふためき、可能な限りの医療を施そうとする。本人が望まなくても…。「死」を「着地」と表す、看護師にて、僧侶の著者。自らの経験と、行動力に裏打ちされた本書は、「生と死」を余すことなく教えてくれました。2020/08/08

shincha

32
高齢の両親と同居。数年前に脳梗塞で倒れ、週に3回の透析をしている父親の面倒を見ているのは、母親。まさに老老介護。本当は本書のように皆で死について話しをするべきとは思うが、こちらから切り出すのは何となく憚れる。父親が元気のないとき、母は、せっかく作ったのに…とか、食べないから元気にならない…とか言って責めている。それ聞いて小生が母を叱っている。正に本書の内容にあるように。ダメだと思いながらも声が大きくなってしまう。図書館本であるが、早々に注文し、家族皆んなで読みます。臨床宗教師について調べてみます。2020/10/07

フリージア

30
死が身近でなくなっているので予め学んでおく必要があります、と誰にでも訪れる「死」の迎えかたを考える本。ガンの再発後「治療しない」事を選択した夫。その意思を受け入れ看病した作者。看護師である 作者はご主人を看取った後出家して僧侶にもなった。台湾には臨床宗教師と言う医療知識を修めた僧侶がいるそうだ。私も入院の時はお守りを握りしめていた。「薬は体を癒せるが心は癒せない」 死は負けではなく、暖かく見送る医療もあってほしいと思います。     2020/10/15

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