光文社新書<br> 知の越境法―「質問力」を磨く

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光文社新書
知の越境法―「質問力」を磨く

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  • サイズ 新書判/ページ数 257p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334043599
  • NDC分類 304
  • Cコード C0295

出版社内容情報



池上彰[イケガミ アキラ]
著・文・その他

内容説明

世界で起こる問題を誰もが分かる言葉で解説し、総選挙後には政治家への突撃取材でお馴染みの池上彰。しかし、その八面六臂の活躍も、NHK時代の“左遷”から始まった。記者としてのキャリアを順調に積み重ねてきたが突如、「週刊こどもニュース」キャスターへの異動を命じられる。それでも腐らず、複雑なニュースを小学生にも分かるように噛み砕く語り口が好評を得て、ついに国民的番組に押し上げる。この成功体験から、分かりやすさは武器になり、専門を持たないことは分野の垣根を越える強みだと気づき心機一転、フリージャーナリストの道へ―。異動、転身とは、現状を脱し新天地に飛び込むという意味で「越境」であり、積極的な行為だ。幾多の領域を跨いで学び続ける著者が、その効用と実践法を説く越境のススメ。

目次

第1章 「越境する人間」の時代
第2章 私はこうして越境してきた
第3章 リベラルアーツは越境を誘う
第4章 異境へ、未知の人へ
第5章 「越境」の醍醐味
第6章 越境のための質問力を磨く
終章 越境=左遷論

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
フリージャーナリスト。名城大学教授。1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、’73年にNHK入局。松江放送局、呉通信部で自治体・警察・裁判所・日銀支店を担当し、地方において国家・社会の縮図を見る。’79年より東京に移り、社会部で警視庁・気象庁・文部省・宮内庁を担当。’94年より、「週刊こどもニュース」のキャスター(お父さん役)として国民的人気を得る。2005年よりフリーに。名城大学のほかに、東京工業大学、立教大学、愛知学院大学、信州大学、日本大学、順天堂大学で教鞭を執る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡本

127
池上さんの過去を振り返えりつつ話が進む「越境」のススメ。人生百年時代に何が役に立つか分からない、とは50代にフリーになり大きく飛躍した著者を表す言葉。何歳になっても常に謙虚に知識を身に付け続ける必要性を再認識した一冊でした。2018/06/23

レモン

29
池上さんの自伝的内容+専門分野以外も常に学び続けることを促す。私自身色々とやってみたいのに、周囲が勝手に専門性を固めに来ている感覚を持っているので、日本の1つのことをコツコツと精神に阻まれていると感じる。専門的知識があっても、様々な雑音があって専門性が磨かれるからこそ、専門分野以外にもアンテナを張っていなければならない。自分自身楽しみながら、興味ある分野に首を突っ込み、勉強していきたい。2025/03/25

hk

20
日本では1つのことに邁進することが美徳とされてきた。これはたいへんに素晴らしい遺風なのだが弊害も少なからずある。様々な分野の知見を糾合して新たな発見をなす土壌がいささか脆弱なのだ。本書では自分が最も得意としている分野からはみ出す行為を「越境」と定義した上で、越境の有用性をといている。…刑事への夜討ち朝駆けで度胸をつけ、通信部でカメラをもって駆けずり回り、NHK本社にもどれば宮内庁担当としてアドリブに磨きをかけ、小学生ニュースでは通俗化という叡智を得た… そんな土地勘の広い池上氏による「越境の薦め」である。2018/07/20

緋莢

15
図書館本。<専門を持たないことは分野の垣根を超える強み>、専門家には敵わないが、そこそこまではいける。池上さんは正にそれだと思います。第1章の1:<「知の越境者」が求められている>、池上さんが多数の番組に出演したり 本を出しているのが、その証拠でしょう。池上さんの〝越境”歴史、〝越境”の醍醐味などが書かれています。NHKの「週刊こどもニュース」が今の著者の「分かりやすく説明する」の原点になっている、というのは以前読んだ著作で分かりましたが(続く 2019/04/04

sabosashi

14
アカデミズムのたこつぼ化なんてものは、昔、丸山真男なども執拗に触れていた。  今では、口では学際とかいうものの、変化があったとは思えない。  でもやはり、問題というものを広く捉えようとすると、幅広い受け止め方なしですませることができなくなっていると思う。  柔軟な思考をやしなうこと、そう口で言い表すことはたやすい。  では、いったいどうすればいいのか。  この著者のある意味での出発点は、あらゆる問題を、子どもにもわかるように解きほぐす、というところにありそうだ。 2020/02/07

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