出版社内容情報
池上彰[イケガミ アキラ]
著・文・その他
内容説明
世界で起こる問題を誰もが分かる言葉で解説し、総選挙後には政治家への突撃取材でお馴染みの池上彰。しかし、その八面六臂の活躍も、NHK時代の“左遷”から始まった。記者としてのキャリアを順調に積み重ねてきたが突如、「週刊こどもニュース」キャスターへの異動を命じられる。それでも腐らず、複雑なニュースを小学生にも分かるように噛み砕く語り口が好評を得て、ついに国民的番組に押し上げる。この成功体験から、分かりやすさは武器になり、専門を持たないことは分野の垣根を越える強みだと気づき心機一転、フリージャーナリストの道へ―。異動、転身とは、現状を脱し新天地に飛び込むという意味で「越境」であり、積極的な行為だ。幾多の領域を跨いで学び続ける著者が、その効用と実践法を説く越境のススメ。
目次
第1章 「越境する人間」の時代
第2章 私はこうして越境してきた
第3章 リベラルアーツは越境を誘う
第4章 異境へ、未知の人へ
第5章 「越境」の醍醐味
第6章 越境のための質問力を磨く
終章 越境=左遷論
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
フリージャーナリスト。名城大学教授。1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、’73年にNHK入局。松江放送局、呉通信部で自治体・警察・裁判所・日銀支店を担当し、地方において国家・社会の縮図を見る。’79年より東京に移り、社会部で警視庁・気象庁・文部省・宮内庁を担当。’94年より、「週刊こどもニュース」のキャスター(お父さん役)として国民的人気を得る。2005年よりフリーに。名城大学のほかに、東京工業大学、立教大学、愛知学院大学、信州大学、日本大学、順天堂大学で教鞭を執る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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岡本
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緋莢
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