出版社内容情報
倉山満[クラヤマ ミツル]
著・文・その他
内容説明
近代司法制度が始まった明治時代から、熾烈な派閥抗争、政治との駆け引きに明け暮れる昭和の時代、そして多くの不祥事で揺れる現在までの検察庁の軌跡を概観。はたして、日本の検察に正義はあるか。そこに日本の良心はあるか。注目の憲政史家が問う「精密司法」の正義と矛盾。
目次
序章 巨大権力
第1章 司法省
第2章 平沼騏一郎
第3章 「憲政の常道」から敗戦へ
第4章 占領期
第5章 指揮権発動と“眠る”検察
第6章 黒い霧事件と田中金脈政変
第7章 ロッキード事件
第8章 リクルート、竹下登、大蔵省解体
著者等紹介
倉山満[クラヤマミツル]
1973年香川県生まれ。憲政史家。中央大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程単位取得満期退学。大学講師やシンクタンク所長などを経て現職。著述業の他、インターネット上で大日本帝国憲法を学ぶ「倉山塾」、毎日YouTubeで配信している動画番組「チャンネルくらら」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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