出版社内容情報
2025年の銀行の世界はどうなっているのか? 本書では、未来に向って変わる銀行と銀行員について刺激的な仮説を提示する
目次
1章 現下の銀行勢力図
2章 二〇一七年の銀行を巡る動き
3章 銀行員の生き方の今、昔
4章 銀行員の生き残り法―再編時における一般行員の身の振り方
5章 再編の先読みと立ちはだかる内なる壁
6章 信金、信組は業態転換で活路を見出せ
著者等紹介
津田倫男[ツダミチオ]
1957年島根県松江市生まれ。企業アドバイザー。22年の銀行、投資会社勤務を経て、2001年に独立。企業、金融機関、自治体などに戦略助言、人材育成支援などを行う。一橋大学、スタンフォード大学経営大学院卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kentaro
18
2025年までに地銀、第二地銀、大手信金は統合による再編が進むと予想される。 かつて地域の優と言われた地銀がなぜこんな落ちぶれた状態になるのか。 それは、無能な経営者である会長や頭取が自らの保身のために能力的にふさわしくない人物を次期経営者に仕立てて、院政を引き、企業力を衰退させていると言う。 過去の栄光にすがり、能力のない人間を傀儡にしてやりたい放題していれば当然消滅することになる。 そんな苦言を呈した内容でした。2019/04/12
よう
6
図書館本。さらっと。2021/08/27
ラテ
6
銀行は斜陽産業かなとは思うけど、決して合併が原因ではないかなと思う。ちょっとズレてるように感じる。2018/05/02
リョウ
6
銀行をとりまく環境全体のことではなく、本当にタイトル通りにこれからの銀行員がどのようにしていけばよいかの話だった。来たるべき地域金融機関の統合の波の中で、生き残っていけるのは、将来を見据えた経営陣のいる金融機関だが、末端の銀行員個人では抗いようもない。2018/01/17
なななな
5
銀行の方も大変ですね。2017/12/08