出版社内容情報
自称「灯台女子」の著者が、初心者でも楽しめるポイントを紹介。
内容説明
海の安全を守る灯台。役割が重要なのはもちろんだが、ポツンと立つ姿は、人工物ながら風景を邪魔せず、むしろ趣を与える。実はファンは多く、好みのあり様も豊富。ところが今、灯台はまさに“崖っぷち”だ。GPSの台頭と省エネの流れの中、減少の一途…。その灯火を絶やさぬよう一人でもサポーターを増やすため、“灯台女子”が魅力と愛し方を余すところなく綴る。
目次
第1章 灯台の愛し方
第2章 灯台の基礎知識
第3章 世界の灯台
第4章 灯台守のいた時代
第5章 100年後の海にも灯台を!
特別編 私が愛する灯台10選
著者等紹介
不動まゆう[フドウマユウ]
1977年、東京生まれ。フリーペーパー「灯台どうだい?」編集発行人。灯台愛好会ライトハウスラバーズに所属し、毎年「灯台フォーラム」を企画・開催する。公益社団法人燈光会一般会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
37
2017年刊。筋金入りの灯台ファンによる灯台入門&ガイド。カラー写真は少なめだが美しい。日本に灯台は3000基以上あり、登れるのは15基、明治期の建造は65基。著者は灯台の外観だけでなく、レンズの美しさ、崇高な使命感をも愛し、険しい岬や無人島の灯台にまで出向く。職員たち(著者は敬意を込めて灯台守りと呼ぶ)がはらってきた多大な努力と犠牲についても丹念に取材しており、内容が濃い。私は灯台を見ると、長崎の五島に点在する教会を連想する。どちらもシンプルな建物で、厳しい環境を耐える信念の強さを感じさせる。2025/11/14
どぶねずみ
31
ラジオ番組でこの著者の灯台に対する熱意を拝聴し、著書を2冊読んでみた。1冊目は写真が中心で、灯台が自然に融合した美しい景色や、灯台のデザイン性を重視した内容だったのに対し、本書は灯台の機能や歴史をもう少し掘り下げて書かれたものだ。日本では2006年を最後に灯台守はいなくなったけれど、灯台は波打ち際に佇む灯台も多く、波に拐われて行方不明になってしまった灯台守のご家族もいたという悲しい話など、美しい景色の裏に潜む悲話も。さて、灯台に行ってみよう。2017/11/20
ふろんた2.0
18
灯台愛がすごい。でもマニアックにならず、わかりやすくかつ教養も身につく。灯台ファンの自体はまださほど多くないようだが、フィールドワークがハードだからか、愛好者たちの連携もよく取れているようだ。登ることのできる灯台は15ほどあるようだ。2018/04/11
えりまき
15
2025(152)勉強になる!犬吠埼灯台は九十九里浜にかけて99段。「当然、私は『灯台守』という職業に従事されていた方々に大して尊敬の気持ちと憧れを抱いています。その理由は、第一には”大好きな灯台にこれほど寄り添える仕事は他にはなく、もし現在でも灯台守という仕事があるなら絶対に就きたかった”と思うからですが、もうひとつは、”過酷な仕事でありながら、その責任を果たすため、多くの人命を救うためには自分をも犠牲にする覚悟があり、命の尊さを誰よりも良く知っている方々だ”と考えているからです。」←強く共感! 2025/06/22
ikedama99
13
夜に読む本。自分は灯台は好きな建物の一つ(最初は「ムーミンパパ海へ行く」から・・もう、50年以上前)なので、このタイトルにひかれて、読み進めた。期待にたがわず、面白くそしてへぇーと思いつつ読んだ。ファンにもいろいろなタイプがあるというのが納得だった。自分は、「ランドスケーパー」と「フィールドワーカー」かもと思ったところ。灯台も見に行きたいな。また、映画の「新・喜びも悲しみも幾年月」をまた見たくなった。2025/05/13




