出版社内容情報
「功」と「罪」の両面から「夜」の新たな経済成長戦略に迫る。著者は日本で数少ないカジノの専門研究者。
内容説明
ナイトタイムエコノミーは、昼間に行われる一般的な経済活動に対し、陽が落ちた以降、すなわち夜から翌朝までの間に行われる経済活動の総称である。これまで「夜の経済活動」というのは必ずしも社会から正当な評価を受けて来なかった。しかし近年、諸産業におけるナイトタイムエコノミー振興の必要性が世界的に重要視され始めており、日本においてもその手法に注目が集まっている。盛り場での消費や、夜の街歩き・ショッピング、定着したハロウィン、統合型リゾートの導入…。ナイトタイムエコノミーは具体的にどう日本の経済に影響を与えるのか?豊富な実例を交えながら「夜」の新たな経済成長戦略を探る。
目次
第1章 強力に「消費」を促す夜の経済
第2章 「世界」で成長する夜の産業
第3章 夜の「観光」を振興する
第4章 街を活性化する「深夜交通」
第5章 キッカケをつくる「生産性向上」と「法改正」
第6章 来るべき「リスク」に向けて
終章 「統合型リゾート」と「カジノ」
著者等紹介
木曽崇[キソタカシ]
国際カジノ研究所所長。1976年、広島県生まれ。ネバダ大学ラスベガス校ホテル経営学部卒(カジノ経営学専攻)、日本で数少ないカジノの専門研究者。米国大手カジノ事業者にて内部監査業務を勤めた後に帰国し、2004年にエンタテインメントビジネス総合研究所に入社。主任研究員としてカジノ専門調査チームを立ち上げ、国内外の各種カジノ関連プロジェクトに携わる。’05年より早稲田大学アミューズメント総合研究所カジノ産業研究会研究員として一部出向、国内カジノ市場の予測プログラム「W‐Kシミュレータ」を共同開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おせきはん
anken99
テキィ
Kentaro
oooともろー