光文社新書<br> ネットメディア覇権戦争―偽ニュースはなぜ生まれたか

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光文社新書
ネットメディア覇権戦争―偽ニュースはなぜ生まれたか

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  • サイズ 新書判/ページ数 287p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334039660
  • NDC分類 070.21
  • Cコード C0236

出版社内容情報



藤代裕之[フジシロ ヒロユキ]

内容説明

不確実な情報、非科学的な情報、デマ=「偽ニュース」。本書では、偽ニュースを生み出す背景や構造を明らかにした上で、ヤフー、LINE、スマートニュース、日本経済新聞、ニューズピックスという5つのニュースメディアを中心に、スマホを舞台にしたニュースを巡る攻防を描く。偽ニュースは2016年に突然生まれたわけではなく、ビジネスとジャーナリズムの間で揺れ動くビジネスパーソンの戦いの歴史であり、現在進行系の物語である。

目次

第1章 戦争前夜 偽ニュースはなぜ生まれたか
第2章 王者ヤフーの反撃
第3章 負け組LINEの再挑戦
第4章 戦いのルールを変えたスマートニュース
第5章 課金の攻防・日本経済新聞
第6章 素人のメディア・ニューズピックス
第7章 猫とジャーナリズムと偽ニュース
著名ブロガー、ジャーナリストへのインタビュー

著者等紹介

藤代裕之[フジシロヒロユキ]
ジャーナリスト/法政大学社会学部メディア社会学科准教授。広島大学文学部哲学科卒。立教大学21世紀社会デザイン研究科修士課程修了。徳島新聞社で記者として、司法・警察、地方自治などを取材。NTTレゾナントでニュースデスクや新サービスの立ち上げを担当した。ソーシャルメディア時代のメディアとジャーナリズムをテーマに、取材、研究、実践活動を行っている。日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)代表運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

68
ニュースを扱うサイトは多い。目立つもので言えばYahoo!、line、スマートニュース等。本書はそれらが成立してから2016年当時までどのような経営戦略を取って来たかを取材した一冊。ただそれらに関して批判的な部分ももちろん書いているのだが、気になるのは著者がそれを今までのオールドメディアはフェイクニュースに対して無垢であるという立場から語っている事。「椿事件」という単語が頭をよぎる。「大本営発表」の数頁後には所謂「報道しない自由」に言及してるし、この辺は新聞という物は中立であるという幻想があるのかな。2022/02/24

おさむ

46
ネットメディアリテラシーをつけるには最適の本。ヤフー、LINE、スマートニュース、ニューズピックス、日経電子版。5大ニュースアプリ(サイト)の成り立ちや課題、事件が詳細に描かれ、いまやスマホが「ニュースメディア」である現状がよくわかります。偽ニュースの存在がクローズアップされた結果、これからは、まともなコンテンツは金がかかるという当たり前の事実が日本でも浸透するのではないでしょうか。「タダほど怖いものはない」という格言が身にしみます。2017/03/04

リキヨシオ

27
ネットニュースの多くは「アルゴリズム」によって個別でニュースが表示されている。自分にとって関心のあるニュースが優先的に表示されて無意識のうちに自分にとって都合のいい情報ばかり受け入れている。ネットニュースを見る際はこの点を認識していないとある種のマインドコントロール状態に陥っている可能性がある。新聞社からの配信に加えて個人ブログまでもが記事になりこれらの情報の多くが無料で責任の所在がはっきりしない。一部では精度よりもPV数を稼ぐ為の記事も存在する。利益の出るビジネスだけどマルチメディアとしては課題は多い。2017/06/17

犬こ

21
ネット上のニュース配信の覇権はどのメディアが?yahoo!、日経、LINEニュース、スマートニュースなど、ニュース配信するメディアやそれらに携わる記者のリテラシーについて。PVや広告収入を得たい為、虚偽の報道をするメディアが多々ある中、質があり、取材もしっかりした情報を伝えるメディアがその時代の覇者になるわけですが、それにはコストも。ニュースサイトは、全体的なネットニュースの質向上に向けても、一部有料化へ各メディア進めていくことも必要に感じました。2017/01/19

hk

18
【その他】「ヤフーでは08年にコソボは独立しなかった」 「パイオツと猫」 この二つのフレーズが印象に残った。前者はコソボ自治区が独立宣言を出したニュースをヤフーはトピックに出したが、アクセス数は芸能記事の2%前後と低迷した。このことから小難しい政治・経済に関する見出しはネット視聴者に敬遠されることが明白だ。後者は芸能やスポーツがニュースアプリではページビューを稼げるという含意。果たしてネットメディアは営利主義の桎梏にとらわれ続けるのか?はたまた社会貢献に目覚め民主主義のプラットフォームに進化できるのか?2017/05/04

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