光文社新書<br> 残念な政治家を選ばない技術―「選挙リテラシー」入門

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光文社新書
残念な政治家を選ばない技術―「選挙リテラシー」入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 258p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334039264
  • NDC分類 314.8
  • Cコード C0236

出版社内容情報



松田馨[マツダ カオル]

内容説明

政治がわからないから、投票にいっていない…めんどうくさいが先に立つ…なぜあなたは誰にも投票できないのか?数々の候補者を当選させた選挙のプロが伝える、「納得できる一票」を積み重ねるための手ほどき―18歳選挙に臨む学生、先生、親御さん必読!

目次

第1章 当たり前すぎて、誰もいわない選挙の基本
第2章 どの選挙でどんな人を選べばいいのか
第3章 選挙アレルギーの元凶 公職選挙法
第4章 人はなぜ投票にいかないのか
第5章 投票相手はどうやって選べばいいのか
第6章 選挙現場悲喜こもごも
第7章 これからの選挙を考える

著者等紹介

松田馨[マツダカオル]
選挙プランナー。株式会社ダイアログ代表取締役。選挙ドットコム株式会社取締役CCO(最高コミュニケーション責任者)。1980年生まれ。2006年以降、地方選挙から国政選挙まで一一〇を超える選挙にたずさわる。新聞や週刊誌上において選挙の当落予想を担当するなど、選挙区分析に定評がある。ネット選挙運動の解禁や投票率向上の活動にも長年取り組んできた。一般社団法人日本選挙キャンペーン協会理事・事務局長。日本選挙学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ニッポニア

43
選挙コンサルティング、選挙プランナーを擁する会社がある、いろんな事業があるんだなあ、基本は対話だのこと。政治家を選ばないようにするには、当然明確な答えはない。まずは選挙の仕組みを知り、何を目的に政治家になるのかを見る。そのあたりから始めよう。以下メモ。選挙運動は曖昧なもの、細かい法律の抜け穴がある。乱立する政党を作る理由は、政党助成金がもらえるため(共産党は受け取っていない)。供託金を払う戦略。東京都知事選は後出しジャンケンが一番有効。選挙アレルギーの元凶、公職選挙法。2023/02/11

リキヨシオ

28
18歳に引き下げられ初の選挙。「政治が難しい」「誰に入れても一緒」「選挙がわからない」など若者の投票率があがらない。80歳までの人生で国政選挙の回数は約44回…投票=意思表示は貴重な機会。しかし公平な選挙を掲げる公職選挙法には「政見放送」「街頭演説」「名前連呼」など選挙嫌いに繋がる独特なルールが残っているのも確か。だけど投票率の低下によって得するのは特定の組織票を持つ候補者ばかり、政治家の国民への関心がますます低くなる。投票に正解はないけど選挙が続くからこそ自分の一票は重い。投票は行った方がいい。2016/07/06

wiki

15
2回目の読了。本のタイトルは真剣に自分自身が身につけたい能力の一つであるが、本の内容はというと、そこまでタイトルに沿った内容であるとは思わない。そもそも選挙とは?その制度や法律は?から、政治家が何を考えているか等を選挙プランナーの目線で語る。冷静に考えれば、政治家とは数年に一回の選挙で落選したら即無職という過酷な職務だ。そして国民は政治家に潔癖を求め、スキャンダル一つでも政治生命は終わる。聖人のような人でないと本当の意味での政治家は成し得ない。そうした意味で、特に成り上がりの政治家は尊敬する心が生まれた。2019/06/05

しょうじ@創作「熾火」執筆中。

15
【図書館本、1回目】表題から期待された、「残念な政治家」とはそもそもどんな存在であるかが明示されていなかったように思われたので、その分、心に残らなかった。政治家は3万人以上いると言われるが、そのほとんどが「まとも」に働いている人たちだと言う。しかしながら、選挙に関心が持てない人たちが持ってしまう「ダルさ」と、政治意識の高い人たちの「啓蒙」は噛み合わない。それでも互いを知り、共感することから、選挙という「あなた」と「社会」との対話をし続けてほしいというのが著者の考えであると推察する。2017/07/08

まゆまゆ

14
有権者の無関心と政治家の焦りの間にある大きな溝を埋めるためには、対話と共感が必要である。政治を自分と関係がないと思う人たちは、実は一生涯のうち100回近く投票のチャンスがあるということをきちんと認識した方が良い。政治を意識する瞬間は人それぞれなんだろうけど、何度も投票行動を続けることで意識を変えていくことができる、というのはその通りなんだと思う。2016/07/27

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