光文社新書<br> カープ魂―優勝するために必要なこと

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光文社新書
カープ魂―優勝するために必要なこと

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  • サイズ 新書判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334038878
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

出版社内容情報

“精密機械”の異名を取り、カープの黄金時代に貢献した元エースが、最も期待を裏切り優勝から遠ざかるチームの問題点を抉る。

内容説明

針の穴を通すコントロールで「精密機械」と呼ばれ、3度の日本一と5度のリーグ優勝に貢献した元エースが、20年以上も優勝から遠ざかる今のチームに活を入れる!球数制限で投手は完投しなくなり、練習でも投げ込まない。打つほうも甘い球は逃さないが、大きな変化や内外のコースに対応できるような好打者が減少。これはカープに限った話ではないが、野球スタイルは昔と今とで全く変わってしまった―。優勝するために必要なものとは何なのか。愛するチームに今こそ伝えたい熱きメッセージ。年代別・名投手トップ5&ベストナイン、学生とカープを語る座談会つき。

目次

第1章 私が考えるエースの条件
第2章 若手はもっと奮起せよ!―全く変わってしまった野球スタイル
第3章 私のカープ魂の原点
第4章 コントロールの極意―ベースとゾーンをめいっぱい使え!
第5章 評論家・北別府が選ぶ年代別名投手トップ5&ベストナイン
第6章 優勝するために必要なこと
第7章 これから社会へ出るキミたちへ―野球、広島、職業を巡る座談会

著者等紹介

北別府学[キタベップマナブ]
1957年、鹿児島県生まれ。都城農業高校を経て’75年のドラフト会議で1位指名を受け、広島東洋カープに入団。右投げ右打ちの投手。プロ入り3年目の’78年に10勝あげて以降、’88年まで11年連続で2桁勝利をマーク。キャリアハイは’82年の20勝で、最多勝と沢村賞を獲得。ローテーションの要として3度の日本一を含めた5度のリーグ優勝に貢献し、チームの黄金期を支えた。夭折した炎のストッパー津田恒美とともに2012年に野球殿堂入り(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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コダマ@ようやっとる!

5
走り込み、工夫、調整、勘、が足りないみたいな内容。黒田とマエケン見習えとか、あと黄金期はこうだったみたいな内容。ビジョンのボケたぼやきという感じ2015/11/11

よっしー

4
★3 多少根性論ぽいが、200勝の実績だけに説得力がある。2015/12/19

どん

3
カープが優勝する前の出版。優勝後に読んでも納得できる内容も多い。北別府が投げていたころのカープは強かった。この本には根性論的な話も多いが、精神面は必須だろう。 これだけはっきりと持論を述べているにもかかわらず、読んでいて手ごたえがあるのは、実績があるからだろう。 大変面白く読めた。2018/09/09

石塚 哉史

3
『精密機械』と称され、冷静沈着にみえた現役時代の筆者のイメージとは異なり、メンタルの強さとプロ意識の高さが前面に出ていた一冊。それに加えて、若手の時は、高橋慶彦の次にモテたこと、農業に関心があり、農園の運営に携わっていること、SNSが好きなことなど新たな一面も確認できて意外でした。2016/03/19

dani

3
北別府の語る変化球論は面白かったし、『しかし、今の若い投手ができないのはなぜか?厳しい言い方になるかもしれないが、必死さが足りないからだと思う。』も、らしい。優勝するために必要な11条件は多いが、競技の異なるサンフレでもそれなりに当てはまる。マエケンのいない来シーズン、どーなることやら。2015/11/30

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