内容説明
近年、ビジネスの世界を始めとして、「組織開発」が脚光を浴びている。組織開発とは、戦略や制度といった組織のハードな側面だけでなく、人や関係性といったソフトな側面に働きかけ、変革するアプローチを指す。本書では、いま、組織開発が必要とされる理由、特徴と歴史、理論と手法などを具体的な事例を交えて紹介。なぜ、組織の人間的側面のマネジメントは重要な経営課題となるのか、第一人者による格好の入門書。
目次
第1章 今、なぜ組織開発なのか(組織の人間的側面へのマネジメント;日本の組織の現代的課題)
第2章 組織開発とは何か―その特徴と手法(組織開発の考え方;組織開発の価値観;アメリカにおける組織開発の歴史;日本における組織開発の歴史;組織開発の手法)
第3章 組織開発の進め方(リーダー養成型組織開発による取り組み;パートナー型組織開発による取り組み)
第4章 日本の組織が活性化する鍵
著者等紹介
中村和彦[ナカムラカズヒコ]
1964年岐阜県生まれ。南山大学人文学部心理人間学科教授、同大学人間関係研究センター長。専門は組織開発、人間関係トレーニング(ラボラトリー方式の体験学習)、グループ・ダイナミックス。アメリカのNTLインスティテュート組織開発サーティフィケート・プログラム修了。組織開発コンサルティングを通して様々な現場の支援に携わるとともに、実践と研究のリンクを目指したアクションリサーチに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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