内容説明
予算規模で圧倒的なまでの劣勢を強いられるクラブばかりのJ1リーグへ、2015年のベルマーレは戦いの場所を移す。大企業に敢然と立ち向かう中小企業然としている。これが家電メーカーの争いだとしたら、ベルマーレに勝機はない。どれほど優れた商品を生み出しても、資本力で押し潰されてしまう。サッカーは違う。予算の壁を越えて、勝利を引き寄せることができる。(プロローグより)2014年、開幕14連勝、その後21戦負け無しの新記録を作り、史上最速でJ1昇格を決めた湘南ベルマーレ。足りないものを悔やまない、Jリーグが誇るべき「中小企業」の15年間の奮闘を、スポーツライターが丹念に追ったビジネスノンフィクション。
目次
第1章 走る実験室
第2章 コンテンツとしてのサッカー
第3章 サッカーだけを教えればいいのか
第4章 「ここで仕事をしたい」と思わせる力
第5章 サッカーの現場、営業の現場
第6章 サッカークラブの「稼ぐ」力
終章 Jリーグのサッカーは「面白い」のか?
著者等紹介
戸塚啓[トツカケイ]
スポーツライター。1968年神奈川県生まれ。法政大学法学部卒業後、日本スポーツ企画出版社入社。月刊『サッカーダイジェスト』(後に週刊)の編集者・記者としてJリーグ、日本代表を担当。1998年に独立後は『Sports Graphic Number』などのスポーツ誌で様々なスポーツノンフィクションを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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