光文社新書<br> プロ野球の名脇役

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光文社新書
プロ野球の名脇役

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  • サイズ 新書判/ページ数 297p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334037925
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

内容説明

“裏方”の仕事が分かれば野球はもっと面白くなる!大記録には必ず陰の立役者がいる。バイプレーヤーたちの生き様から見えてくるもう一つのプロ野球。

目次

大記録・9者連続三振はどうやって生まれのたか
野手編(田口壮―元オリックス・バファローズ;大熊忠義―元阪急ブレーブス;辻発彦―元西武ライオンズ;末次利光―元読売巨人軍;緒方耕一―元読売巨人軍;井端弘和―読売巨人軍)
バッテリー編(谷繁元信―中日ドラゴンズ・選手兼任監督;斎藤隆―東北楽天ゴールデンイーグルス;大野豊―元広島東洋カープ;遠山奬志―元阪神タイガース)
スタッフ編(伊原春樹―埼玉西武ライオンズ・監督;掛布雅之―阪神タイガース・GM付育成&打撃コーディネーター;伊勢孝夫―東京ヤクルトスワローズ・2軍チーフ打撃コーチ;北野明仁―元読売巨人軍・打撃投手;山口重幸―東京ヤクルトスワローズ・打撃投手兼スコアラー)

著者等紹介

二宮清純[ニノミヤセイジュン]
1960年愛媛県生まれ。スポーツ紙や流通紙の記者を経て、フリーランスのスポーツ・ジャーナリストとして野球、サッカー、ボクシングなどを取材。新聞、雑誌、テレビ等を舞台に幅広く活動中。株式会社スポーツコミュニケーションズ代表取締役。スマートフォン専用サイト「ニノスポ」でも情報を発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みんさね 

13
縁の下の力持ち的人の話は好きですね。有名所が多かったけど、入り込みやすくて良かった。伊原さんは今の状況分かってるだけに、悲しい。2014/07/24

Kaz

11
題名は「名脇役」だが、主役と言っても過言ではない人物も多数出演。脇役としての真骨頂は、伊勢、北野、山口。後半の三人が本物の「名脇役」でしょう。2017/05/09

おくりゆう

11
名脇役という主題でも知名度のある選手たちが並ぶ中、打撃投手やスコアラーこそは真にタイトル通りな印象。選手たちは、どちらかというといぶし銀、仕事人や苦労人という呼称が合うような感じでそのプロフェッショナルな技術論や野球に対する考え方は興味深く面白かったです。2014/04/19

Katsuto Yoshinaga

8
本書のような個人のエピソードは実に楽しいが、そんな話のネタとは別に野球観戦の新たな視点が見つかることも野球本読書の楽しみと思っている。今回は、谷繁元信氏の項にあるキャッチャーにとって重要なことは「体の強さ(谷繁氏発言)」「盗塁阻止であり谷繁氏はそこが優れている。リードを語ることは楽…(古田氏発言)」という名捕手二人の発言と、掛布雅之氏の項にある「2死無走者で右の四番が初球を右前にヒットを打って、1塁上でコーチとのグータッチは無いやろう!」という四番論に感心させられる。観戦の力量がチョットあがった気がする。2019/06/28

シロー

8
やっぱり清純さんの作品は面白い。日本のスポーツジャーナリストでは頭一つ抜けた存在と言って良いと思う。タイトルは名脇役だけど登場するのは殆ど主役級の方々で、脇役っぽいのは打撃投手とスコアラー位なのは笑ってしまった。(燕だけかもしれないが)スコアラーが結構指示を出すというのは初耳で驚いた。ベンチ前の円陣とか案外スコアラーが指示しているのだろうか? 第三回WBC敗退の要因となったダブルスチール失敗についての意見が十人十色だったのが興味深い。意気揚々と語る伊原氏が後にあっという間に休養を余儀なくされて涙を誘う…2016/08/03

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