内容説明
霞ヶ関を離れても、訴えたかったことを、ここに語りつくす。
目次
1章 なぜ「国家公務員制度改革」が進まないのか(こんな国に誰がした?;改革派官僚は干される、飛ばされる;人事に改革のメスを)
2章 官僚たちの「生態白書」(官僚は「ふつうの人たち」の集団;官僚たちは「働き者」か;世間には通用しない「霞が関の常識」;国民感情とズレがある官僚思考)
3章 “内向き思考”が日本を滅ぼす(官僚の正体見たり、縄張り争い;どうにかならないのか、天下り;政権党になった民主党の変心;野田政権も改革逆行内閣;だから優秀な若手が辞めていく)
4章 政治家はこうして官僚にからめとられていく(官僚は政治家より偉いのか;官僚主導へ逆戻りした民主党政権;自前チームのない総理は官僚にからめとられる)
5章 官僚を国民のために働かせる法(改革は一気呵成に;幹部の身分保障をなくせ!;若手のやる気に火をつけろ!;老害を一掃せよ!;優遇というなの逆療法;天下りをなくす、とっておきの方法;人事院の衣替えを許すな!;国民の目が官僚を買える;官僚の「公僕意識」の復活が日本再生の鍵を握る)
著者等紹介
古賀茂明[コガシゲアキ]
1955年、長崎県生まれ。2011年9月、経済産業省大臣官房付のまま退職。1980年、東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。産業再生機構執行役員、経済産業政策課長などを歴任。2008年、国家公務員制度改革推進本部事務局審議官に就任し、急進的な改革案を提議するも、09年末に解任される。その後も、改革派官僚として発言し続け、退職勧奨を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Miyoshi Hirotaka
hideboo
gonta19
ikatin
安国寺@灯れ松明の火