内容説明
これまで軽視されてきた英語学習のカギ、それはコミュニケーション力。相手に伝える力を磨けば、使える英語=銅メダル英語はすぐに身につく。「英単語だけのスピーキング」「聞取れたフリで乗り切る」「発音の練習は一切しない」など、英語の専門家が絶対に書かない上達のノウハウを公開する。従来の英語学習をガラリと覆す実践の書。
目次
第1章 「銅メダル英語」でどんどん話せる
第2章 スイスイ上達できるのはこの勉強法だ
第3章 大事なところだけに集中する
第4章 発音とリスニングは勉強するな
第5章 ビジネス英語は交渉術だ
第6章 銀メダル、金メダルをめざす人のために
第7章 コミュニケーション力を磨くと心が通う
著者等紹介
林則行[ハヤシノリユキ]
世界最大の政府系ファンド・アブダビ投資庁の元日本株式運用部長。欧米の金融機関でもアナリスト、ファンドマネージャーを歴任した投資のプロ。米国公認会計士。英語は現在金メダルレベル。英語名人松本道弘の弟子。高校時代に株式投資にはまり、本場ウォール街で投資を極めようと決意したが、まるで英語が話せなかった。カタコトでもどんどん通じさせるワザを生み出したことが転機となり、コロンビア大学MBAにギリギリ合格、米国で就職した投資会社では、社内最低の英語力ながら、ネイティブの英文やプレゼンテーションの指導をするまでになった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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navyblue
18
日本人は銅メダル英語を身につければいい、という主張が潔い。では一体どうやって身につければいいのか、この本を読めばわかってくる。実際銅メダル英語なら、日常会話はなんとかなるだろう。表現辞典1000ページを32小冊子に分けて読見通す(しかも5回も!)なんてなかなか地道な努力もしているところが素晴らしい。銅メダル英語をすすめながらも、その先、銀メダルや金メダルを目指したい読者にも勉強の方法が解説されている。最後の方で松本道弘氏の名前が上がり、タイムを紹介しているところで妙に納得してしまった。2018/04/09
流之助
11
とにかく英語学習のハードルを下げてくれる本。後半では英語に関係しているんだかしていないんだか分からないビジネス向けの話があるけれど、そこ以外はタメになる。自分がどのくらいのレベルで英語学習をしたいのか、改めて考え直すにも最適。巻末に紹介されていた参考書にはぜひ目を通したい。2024/07/12
るい
6
英語を話せるようになりたいけれど、うまくいかない人にはオススメ!ネイティブのように流暢な英語を目指す必要はない。現実的な目標をもち、まずは世界標準英語を目指して、とにかくスピーキングに力を入れる。必須語を並べれば、言葉は伝わる。筆者が成功したのは、話す内容(強み)があったことと、人と関わるときの基本(コミュニケーションの力)が身についていたからだと思う。英語そのものだけでなく、そういうところも磨いていきたい。2017/09/14
日向夏(泉)
4
KindleUnlimitedで。かなり有意義。「こうしたら上手く話せる」ではなく、「どうして英語を使うか?」という根本的な話。それも著者の体当たりな試行錯誤の経験をもとに説得力のある内容になっている。良い意味で肩の力が抜ける (*´▽`)2017/04/05
tribe_crew
4
今まで読んだ英語関連の本で一番役に立つ本。2013/09/24