目次
第1章 あなたの説明を分かりづらくする3つの原因
第2章 こんなアドバイスはいらない!
第3章 勘違いをなくそう!
第4章 意識と表現はこう変えよう!
第5章 表現の練習をしよう!
第6章 説明力をさらにアップさせよう!
第7章 聞き手の世界観を体感しよう!
第8章 「頭の柔軟体操」をしよう!
第9章 最終試験
著者等紹介
木暮太一[コグレタイチ]
1977年千葉県生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て、独立。大学在学中に自主制作した『気軽にはじめる経済学シリーズT.K論』が大学生協や一般書店で累計5万部を突破。現在は、予備知識なしで理解できる本当に分かりやすい書籍の執筆と「『分かりやすい説明』のルール」を伝える講演に注力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
38
説明する対象の年齢層などがあらかじめ決まっている場合は、この考え方は有効だと思う。2015/07/27
レモン
32
小手先のテクニックに惑わされず、聞き手のことを思うことと、聞き手が理解できない場合はすべて自分に責任があることが極意なのか。適切な修飾語の量がいつもわからないので、足りなさ過ぎたり不要な情報を説明してしまったりと難しい。本書を読んでも結局すぐに説明がうまくなるような即物的なアドバイスはなく、書いてあることを意識して練習あるのみ。2024/10/08
アナクマ
26
本書の立ち位置は、プレゼン・テクニック(料理の盛り付け)ではなく、調理法を学べというもの。中ほど4章_「分かりやすさの本質は相手に合わせた表現である」がハイライト。「理解してもらえないのは自分の責任」なので、それを解消する技法が少々ある。というわけで、料理の素材選び(あなたのメインメッセージは何か?)とか、顧客心理の捕まえかたとかは射程外となっています。2025/04/16
アナクマ
23
4章_意識と表現を変えよう。相手に合わせて。伝わらないのは自分の責任です。ためしに、カタカナ語を言い換えてみましょう。うーん?◉5章_表現の練習。寄り道、長い一文、修飾過多は禁物。気をつけようね。◉7章_聞き手の世界観を体感しよう!(これは面白そう!)。まずは相手を知ろう。世界観を共有しよう。どうやって?→「新入社員について説明するのであったら…ファミレスや居酒屋に足を運んでみます」。うーーん?2022/06/28
犬こ
20
修飾語が多い、主語の欠如、カタカナ語の多用で文章がいかに読みにくくなるか事例が分かりやすいです。池上彰さんの説明方法の考え方に似ています。2017/11/21