光文社新書<br> 犬は「しつけ」でバカになる―動物行動学・認知科学から考える

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光文社新書
犬は「しつけ」でバカになる―動物行動学・認知科学から考える

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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334036089
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0245

内容説明

咬みつき、ムダ吠え、引きこもりの原因は、「しつけ」にあった!―日本特有の犬の流通システムがイヌを壊しているという事実を詳らかにする一冊。

目次

第1章 日本のイヌはバカだらけ
第2章 “問題犬”はこうして生み出される
第3章 イヌはヒトに合わせて本能を変えた
第4章 「しつけ本」にだまされるな!
第5章 “イヌづきあい”がうまくなる方法
あとがきに代えて―日本人には日本人なりのイヌへの接し方がある

著者等紹介

堀明[ホリアキラ]
1959年京都府生まれ。写真家・作家・動物学研究家。法政大学卒業後、大手進学塾勤務などを経て独学で現職へ転身。インドでのベンガルトラ撮影記が「日経サイエンス」に掲載され、写真家デビュー。世界中で動物をテーマにした作品を撮り続け、多数の週刊誌に寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

OjohmbonX

4
犬を取り巻く現状&犬に関する研究の割と新しい成果の報告、その他。あまり体系だってはいなくてやや散漫でも、犬についてほとんど無知な自分には興味深かったです。現実は結構グロテスクなのね。パピーミル(子犬繁殖工場)の話や品種改良で疾患が現れる犬の話……。タイトルが挑発的なのは新書なので仕方がないにしても、ところどころ隙が多いのが気になるところ。例えば「動物にやさしい日本人は」(p.222)とあっけらかんと書かれると他書を「主観的かつ独断的」(p.123)と批判する態度にも不安が……2011/03/06

tnyak

2
楽しく犬とともに生きることを勧めた良書。2021/11/13

39@中四国読メの会コミュ参加中

2
しつけについて否定しているわけではなく、今の日本でのしつけの認識に対して疑問を投げかけている本(かな?)現在ドッグトレーニングの主流となっている「ザ・カルチャークラッシュ」という本の問題点。この本に関しては「実際に役だつ情報の宝庫」とも。そしてパピーミルや早い時期に母犬から離して販売をするペットショップなど流通に関しての問題。とりあえず、犬に対して考える為の入り口には良いと思う。多少は改善されてきているみたいだけれどやっぱりまだまだ問題は山積みなんだなぁ…。2011/04/12

カクテキ

0
タイトルはちょっと攻撃的でありはしないでしょうか。しつけを否定しているわけではないのだし。それよりも、パピーミルや早すぎる母犬との引き離し問題の方に訴えかけるものを感じたのだが。2011/08/07

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