出版社内容情報
爆笑御礼申し上げます。
尻をたたかれ続けて20年、「映画界の影武者」(女)、初告白。
学校のテストで100点の翻訳も、映画字幕では0点になるセリフとは?「いまどきの日本語」と格闘する舞台裏を綴った、抱腹絶倒のエッセイ。
【目次】
まえがき
外国映画の翻訳二種
第三の映画翻訳
映画字幕の作り方
吹き替えの自由と苦労
ちがって当たり前
驚異の語学力
おしゃべりなメール文
句読点の苦闘
そんなに叫んでどうするの ~「!」の話
ルビと混ぜ書き
ざる知識のススメ
非英語圏の映画字幕
勝手にキャラづけ ~言葉遣いの「色」
乱れ飛ぶ「お」と「さん」
させていただきたがる人々
くさいものにはふた ~禁止用語をめぐって
くさそうなものには全部ふた ~禁止用語をめぐって
くさくなくてもこっそりふた ~禁止用語をめぐって 番外編
読めない! ~文脈の壁
読めない! ~教養の壁
読めない! ~流行の壁
押し読ませ
売りたい! ~胃痛編
売りたい! ~復活編
字幕屋に明日はない?
明日に向かって打て!
あとがき
【著者紹介】
一九五九年広島県生まれ。映画字幕翻訳者。天理大学ロシア学科を卒業後、ロシア文学研究者を目指して上京し、早稲田の杜に潜り込むも一年で挫折。映画の自主上映団体や字幕制作会社でアルバイトをしつつ、字幕翻訳の道へ進み現在に至る。映画翻訳家協会会員。字幕翻訳作品に『コンタクト』『17歳のカルテ』『初恋のきた道』『アザーズ』『シュレック2』『エルミタージュ幻想』『ヒトラー 最期の12日間』ほか一〇〇〇本余り。
内容説明
映画の字幕翻訳は、普通の翻訳と大きく違う。俳優がしゃべっている時間内しか翻訳文を出せないので、セリフの内容を一〇〇パーセント伝えられない。いうなれば字幕は、「要約翻訳」なのである。映画字幕翻訳を始めて約二〇年、手がけた作品数は一〇〇〇本余りの著者が、外国映画翻訳の舞台裏、気になる日本語などについて綴る。
目次
外国映画の翻訳二種
第三の映画翻訳
映画字幕の作り方
吹き替えの自由と苦労
ちがって当たり前
驚異の語学力
おしゃべりなメール文
句読点の苦闘
そんなに叫んでどうするの―「!」の話
ルビと混ぜ書き〔ほか〕
著者等紹介
太田直子[オオタナオコ]
1959年広島県生まれ。映画字幕翻訳者。天理大学ロシア学科を卒業後、ロシア文学研究者を目指して上京し、早稲田の杜に潜り込むも1年で挫折。映画の自主上映団体や字幕制作会社でアルバイトをしつつ、字幕翻訳の道へ進み現在に至る。映画翻訳家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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