光文社新書<br> 統計数字を疑う―なぜ実感とズレるのか?

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光文社新書
統計数字を疑う―なぜ実感とズレるのか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 275p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334033750
  • NDC分類 361.9
  • Cコード C0233

内容説明

政府や民間の調査会社など様々な機関が発表する統計は、私たちが経済や社会の動きを数字で把握するのに、とても便利なものである。しかし、世の中に氾濫するたくさんの統計を正確に読みこなすことは容易ではない。「積極的な人」、「大人しい人」、「怒りやすい人」、「泣きやすい人」、「せっかちな人」、「のんきな人」など、人間一人一人が独特の性格や行動パターンを持っているのと同じように、ひとつひとつの統計も、「上振れしやすい統計」、「下振れしやすい統計」、「変動の大きい統計」、「変動の小さい統計」など、独特のクセや動きのパターンを持っているのだ。具体的事例で統計センスを身につける本。

目次

第1章 「平均」に秘められた謎(「平均」という「記述統計」;男性の好みは平均顔の女性? ほか)
第2章 通説を疑う(「みせかけの相関」にだまされない;グレンジャーの因果性テスト ほか)
第3章 経済効果を疑う(誰でも簡単にできる経済効果の推計;生産誘発額 ほか)
第4章 もう統計にだまされない―統計のクセ、バイアスを理解する(景気判断の方法;なぜ私たちは景気の回復を実感できないのか ほか)
第5章 公式統計には表れない地下経済(経済の本音とタテマエ;「善女のパン」 ほか)

著者等紹介

門倉貴史[カドクラタカシ]
1971年神奈川県生まれ。エコノミスト。慶應義塾大学経済学部卒業後、横浜銀行のシンクタンク、浜銀総合研究所の研究員となる。社団法人日本経済研究センター、東南アジア経済研究所(シンガポール)への出向を経て、2002年、第一生命経済研究所に移籍。経済調査部主任エコノミストとして、アジアやBRICs諸国についての論文を数多く発表する。2005年同研究所退社。2006年にBRICs経済研究所代表に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

vinlandmbit

39
データサイエンスにつながる心構えを分かりやすく知る事が出来るかもしれません。2020/12/26

レモン

30
著者自身も言っていたが、途中難しくてかなり読み飛ばした。テレビでの印象と違って、かなり固い文章を書かれる人だ。様々な調査機関で発表される統計は、色々なバイアスがかかっている、またはバイアスを考慮されていないものや、定義が途中で変わっているものがあるとのこと。交通事故や犯罪の検挙率の実態が興味深かった。2011年発刊のため、経済効果の章で冬ソナについて述べられていたのが、何とも懐かしかった。2022/02/02

中島直人

17
統計数字が持っている性質、限界を、難しい数式は使わず、実際の事例に即して、分かりやすく説明してくれる。統計学に興味を持つきっかけとなり得る良い本だと思います。2018/04/06

アルカリオン

13
シンクタンクの存在意義は様々な経済・社会事象を客観的・中立的な立場にたって的確に分析し、世の中に貢献するような政策提言を行うことだ。しかし最近の日本の(民間)シンクタンクのレポートは「○○の経済効果」など軽い内容のものが増えている▼マクロ経済の調査や政策提言などを行う部署は直接収益を生み出すわけではないコストセンターであり、収益稼得の代わりに自社及び親会社(銀行等)から広告効果を期待されている。そこでレポートの質は犠牲にしても世間・マスコミの関心を引くようなオモシロネタを提供することが重要となるのだ。2023/01/29

がっち

9
経済学部生の私としてはとても興味深く読めた。一般論のアンケート調査の統計を疑うのではなく、よくあるGDPデフレやCPIなどのバイアスを疑ってみることがとても面白かった。なかなか教科書通りのことを疑うことはないので、そういう視点を身につけられたのはよかった。2012/08/16

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