光文社新書
脳を鍛える筋トレ―PNFとはなにか

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  • サイズ 新書判/ページ数 230p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334033743
  • NDC分類 780.7
  • Cコード C0275

内容説明

松井秀喜、野茂英雄、若乃花、貴乃花など、数多くのアスリートの体調管理を行い、“メイクミラクル”“メイクドラマ”時の読売巨人軍を陰で支えた市川繁之と、駒大苫小牧の躍進を医学面からサポートした鈴木克憲の二人が、スポーツパフォーマンス向上や肉体管理に絶大な効果を発揮するPNFの一端を、わかりやすく語る。

目次

第1章 読売巨人軍でのPNF(脳のウエイトトレーニング;リハビリテクニックのスポーツへの応用 ほか)
第2章 駒大苫小牧を支える肉体管理(練習風景;スランプになるわけ ほか)
第3章 PNFとはどういうものか(運動の仕組み;人はどう歩いているのか ほか)
第4章 PNFの考えを応用した運動法(ニュートラルな骨盤の位置;肩関節のニュートラルな位置 ほか)
第5章 PNFの考えを応用した個人トレーニング(重力と体重を利用する;骨盤のニュートラルな位置の維持 ほか)

著者等紹介

市川繁之[イチカワシゲユキ]
1956年千葉県生まれ。理学療法士、国際PNF協会認定インストラクター(アジア、日本で唯一)、日本PNF協会会長。1995~97年、読売巨人軍コンディショニングアドバイザー

鈴木克憲[スズキカツノリ]
1960年茨城県生まれ。医学博士。北海道大学医学部卒。現在王子総合病院整形外科(北海道苫小牧市)勤務。王子製紙アイスホッケー部チームドクター

織田淳太郎[オダジュンタロウ]
1957年北海道生まれ。ノンフィクション作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ばりぼー

36
PNFとは、その感覚受容器に抵抗・圧縮などの負荷をかけて力学的情報を脳へと送信し、情報そのものを脳に学習させるリハビリ技術のこと。やみくもに筋肥大を目指すのではなく、柔軟性を保ちつつ全身の筋肉を連動させなくては適切なパフォーマンスは生まれない。肩関節は上腕部を外旋して肘・脇を締め付けると、背中の筋群が緊張して力の連鎖がブロックされてしまうので、上腕部は軽く内旋した状態で掌と肘の内側の窪みが同じ方向を向くようにする…。格闘技のファイティングポーズでも、ヒクソン・グレイシーなどはまさにそのスタイルですね。2016/10/08

10
ふわっと読了。oV- こんな形になって、柔らかめの座布団の上でふらふら揺れる腹筋運動は効きそう。2014/04/06

ume 改め saryo

6
奥が深いし、敷居が高い世界ですね(^^;  素晴らしいものだけど。  後半のセルフトレーニングや、立ち方構え方なんかは、とても役に立ちそうですね(^^)   人間はやっぱり 【脳】 の生き物なんですね!!2012/09/24

concreteseijin

1
面白かった。2015/02/10

ぴーまん

1
効率の良い筋トレをすることで、怪我をしにくくなるし、運動能力を上げることができる、しかし、現場では古い考えが多く、日本はトレーニングで遅れていると言われる。実践的な記載が少なく本書では有用性のみに焦点があてられているのが残念である、ぜひとも取り入れたいトレーニングである。2014/02/25

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