光文社新書 築地で食べる―場内・場外・“裏”築地

小関 敦之【著】

光文社（2004/12発売）

• サイズ 新書判／ページ数 226p／高さ 18cm
• 商品コード 9784334032852
• NDC分類 675.5
• Cコード C0295

内容説明

「築地は食の中心地。プロの舌を満足させる築地の飲食店はどこも旨い！」などという話は幻想に過ぎない。たしかに、それこそ日本を代表するような一流シェフが足繁く通う店など、「さすが築地！」と思わず膝を打ちたくなる店も存在はするが、マズい店はきっちりとマズい。さらに、「魚は新鮮な方が旨い」「築地に行けば、安くて美味しいお寿司が必ず食べられる」とも限らない。―毎日のように築地に通う築地歩きの第一人者が語る、食べ手の視点で食べて・見て・考えた、築地旨いもの批評！さらに、場内市場、場外市場から“裏”築地まで、築地で本当に美味しいお店３２軒を紹介。

目次

第１章　美食の街「築地」の幻想（近くて遠い街「築地」；築地は寿司を食べるためのところ？　ほか）
第２章　いつから築地は旨いものの街になった？（築地と築地市場のいまむかし；四代将軍家綱が埋め立てた土地　ほか）
第３章　築地で美味しいものを食べるための十カ条（キチンと情報を集める；場内市場を見逃さない　ほか）
第４章　築地に来たらここで食え！（場内市場ではここで食え！；場外市場ではここで食え！；“裏”築地はここで食え！；築地周辺はここで食え！）
付録　築地に関するＱ＆Ａ

著者等紹介

小関敦之［コセキアツシ］
１９６５年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒・米イリノイ大学ＭＢＡ。（株）長銀総合研究所を経て現在、大手広告代理店勤務。「食」関連専門のマーケティングプロジェクトのリーダーとして、新商品開発・コミュニケーション戦略の立案など、食品・飲料メーカーのブレーンとして暗躍中！築地市場周辺エリアの飲食店を完全掌握し、テレビ東京の人気番組、ＴＶチャンピオン「築地王選手権」で、並み居る強豪をぶっちぎって優勝、「築地王」となる。食べ手の視点で見た、築地の最新情報を伝える人気ＨＰ『築地市場を食べつくせ！』主宰。築地歩きの第一人者であり、各種、築地特集のブレーンを務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[らむし]

やっぱり何処に行っても観光客の為の店はあるんだなと思った。 うまい店は入るのにちょっと勇気のある老舗が多いんだなと思った。 何店舗か行ってみたいと思う所があったので参考になった。 寿司、海鮮丼以外のお店が特に気になった。

2018/04/09

[Tsutomu Yamamura]

職場の近くにある築地。散策したり、動画を見たりしてはいるが、まとまったものを読んでみた。決して安い店ではなく、いいもの美味しいものが他の街に比べて安く食べられるところだとのこと。個別のお店紹介、参考になります。

2018/09/12

[tamagotree]

行きたくても小心者には敷居の高い市場場内の情報が築地チャンピオンによって語られている。築地には移転してほしくない。

2006/06/01

[ovxxijva]

築地のグルメガイド。寿司だけかと思いきや、牛丼の激戦区でもあるとは…。他にも食堂や天麩羅、あんこう等、筆者お薦めのお店は必見。そういえば築地はノーマークだったけど、考えてみれば世界の食材が集まる場所なんだな…。グルメリポートも精緻な描写で想像が掻き立てられ、垂涎もの。築地に行って食を満喫したくなること必須の１冊。

2016/09/10

[m!wa]

築地が豊洲に移転するので、その前に築地に行こうとしています。観光客相手にしている商売にひっかからないように、気をつけて行ってこようと思います。とくに、寿司、海鮮丼とかのぼりをあげているとこには注意らしい。こんなに観光客が集まるなら、日曜日もやればいんじゃないとうっすら思うけどね。

2014/04/16