内容説明
レジオネラ菌繁殖による死亡事故、かけ流し温泉に対する塩素殺菌の強要、入浴剤の混入、水道水・井戸水を温泉と偽装表示、温泉の無許可利用、そして、温泉の枯渇―。日本中を席巻する、マガイモノ温泉、ニセモノ温泉の根っこは、消費者無視の経営姿勢と、ザル法に等しい「温泉法」にある!温泉教授・松田忠徳が、温泉をめぐる諸問題を明快に斬りつつ、ホンモノの源泉かけ流し温泉を130カ所紹介する。ホンモノの温泉を一度体験すれば、世界観が変わります。
目次
復習 ホンモノの温泉とは何か
第1講 ニセモノの温泉
第2講 もっともっとあった温泉問題
第3講 レジオネラ菌、塩素との戦いは続く
第4講 第一人者に聞く、なぜ温泉は効くのか
第5講 ホンモノの温泉
著者等紹介
松田忠徳[マツダタダノリ]
1949年、北海道生まれ。東京外国語大学大学院修了(モンゴル学専攻)。文学博士。現在、旅行作家、翻訳家、札幌国際大学観光学部教授(温泉文化論)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タマネギしゅー
2
約10年前の本。かけ流しへの塩素投入、循環を強く批判し、日本の温泉文化が壊れてしまうことに警鐘を鳴らしている。この本が出て以来、状況は改善したのだろうか。巻末に掲載されている源泉かけ流しの130温泉以外にも、源泉かけ流しをうたっている温泉・宿をたくさん知っているが、それらはこの本発売後源泉かけ流しに変わったのだろうか。利用者への正確な情報開示がどの程度進んだのか知りたくなる。2014/03/09
ノンミン
0
温泉について問題が生じる理由として、情報公開不足が指摘されており、その一因として温泉法による温泉の定義が不充分であるなど指摘がなされていた。著者の心は「温泉を大切にしたい」ということであり、そのための対策について提案がなされていた。「ニセモノの温泉」と「ホンモノの温泉」という言葉が作り出されおり、「ホンモノの温泉」を選ぶことが大切との指摘であった。2008/04/20
Yohei
0
★★★☆☆白骨温泉のの入浴剤混入事件をメインに現在の温泉状況を説明し、ホンモノの温泉とは何か?を論じた本。温泉を趣味としながら、まったく知識がなかったことを思い知らされた。個人的には、温泉の湯量減少を考えれば、”循環風呂”はしょうがない部分もあると思うが、著者の『源泉かけ流し』とは努力に応じて区別されるべきとの意見には賛成する。2013/01/08
Ryo Sogawa
0
温泉行きたいなあ。2012/12/10
yoshisan48
0
これまで温泉だと思っていたところがそうではない。なかなかショッキングな内容もあった。しっかり見極めて入ることが大切。2023/02/19




