内容説明
日産自動車、ダイエー…大企業のリストラ策で切り売りされる子会社が、次々と「買収ファンド」の手に渡っている。彼らは、一部で言われるように本当に「ハゲタカ」なのか?日本に無理矢理グローバルスタンダードを押しつける「不逞の輩」なのか?現場を丹念に取材した結果、見えてきたものは?あるファンドの代表が言った言葉―「日本の企業は、かなりの比率で、真の経営者が経営していない」問題はここにこそある。
目次
第1章 買収ファンドがやってきた
第2章 企業再生
第3章 日本の買収ファンド
第4章 企業価値を上げるマジック
第5章 ロマンを抱く練金術師たち
第6章 日本経済の救世主になれるか?
第7章 シーガイアの実験
著者等紹介
和田勉[ワダベン]
1966年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、日本経済新聞社に入社。産業部、国際部などの記者を経て、’98年から3年間、テレビ東京に出向して経済部記者を務めた。2001年春からフリーの経済ジャーナリストに。旧東京銀行OBの三木茂フィスコ社長、倉都康行アール・ピー・テック代表と共同編集による金融・経済のWebマガジン「Tokyo Financial Journal」を2002年夏の創刊に向け準備中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 孔丘 〈下〉 文春文庫