内容説明
本書では、和服愛好家としての立場から、著者自身の実体験を中心とした、普段着の和服・和装を中心に、和服生活の楽しさ気持ちよさを、また、男性が和服を着て実際に生活をする上での実用情報などを可能な限り収録。
目次
第1章 和服姿の基本セット
第2章 和服を着てみよう
第3章 和服で暮らそう
第4章 知っておきたい和服の話
第5章 和装の心意気
第6章 和服とともに生きる
著者等紹介
早坂伊織[ハヤサカイオリ]
1962年広島市生まれ。本業はコンピュータ系のシステムエンジニア
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感想・レビュー
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佐島楓
39
男性の着物というものをよく知らなかったので、勉強になった。普段洋服を着ている方が和装に切り替えるのは大変そうだけれど、ハマったら気持ちいいのかな。私は女性なので裾さばきや帯が気になってしまって、オールシーズン、さらに毎日の和装は無理です。2015/06/03
非日常口
22
和の路線に進み始め、着物に手を出し始めて早数ヶ月。未だ古着しかないが要はサイズが合うか合わないか。浅草で馴染みというには、まだまだ通いが足りないが良い男物専門の着物屋の女将さんとも仲良くなった。そういうところを見つけられれば、古着でも自分に合ったものを見つけることができ、その後は値段とサイズの見る目が養えてくることは経験則で言える。古武術やっているので稽古着はよく着るが着物自体の着方や帯、羽織紐の結び方のバリエーションや着物と洋風化した家のアンマッチあるあるを知るに、本書は最適。着物に興味ある方は特に。2015/04/11
nekozuki
9
和服一揃いの説明と着付け方法、生活する上でのポイント、著者が和服を着るようになった経緯。試行錯誤して和服着こなした著者なので、和服愛に満ちた内容だが、実際一般人に普及させるにはなにかきっかけが必要そう。やはり、和服は今のライフスタイルとの乖離がある。2016/01/11
かしまさ
1
電子版が出ていたので改めて読んでみた。初めて読んだのは着物に興味を持ち始めた高校生の頃だったか。読み返してみるとその当時の「着物が着たい!」っていうまっすぐな気持ちを思い出してこっ恥ずかしい。2015/05/30
hilowmix
1
コンパクトながら、紳士和装について喪服や礼装から普段着としての着物、ゆかたにまで広く触れている。「着物ってどんなものだろう?」と感じたらまずはオススメしたい。Kindle版もあり、いつでも購入できるのがうれしいところ。なお、和服の着心地に関する記述が妙にエロスを感じさせる。2014/08/10