内容説明
函館山中で女性の白骨死体が発見された!死体は笹谷美緒の知り合いで、1年前から失踪していた尾関靖江と断定された。一方、青森から上野へ向かう寝台特急「ゆうづる4号」の車中で、男が殺された。男は、1週間前に函館北署を退職したばかりの元警官・大畑だった。靖江の死体発見に立ちあっていた大畑は、誰かを脅迫していたらしい…!?美緒と恋人の黒江壮は、複雑に絡んだ事件の謎を追うが…二転、三転する犯人像。ついに2人がたどりついた人物には、完壁なアリバイが!数学者・黒江壮の名推理!推理界期待の気鋭が、壮大なトリックでアリバイ崩しに挑戦!書下ろし長編推理小説の会心作!
感想・レビュー
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カツオの満腹亭毒書
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1987年出版35年前の作品。後半は結構駆斜め読みで終わらせてしまった。疲れ過ぎて、文章が頭に入らない現状の結果!!それでも挫折せつに最後までページをめくる事ができた(あくまでも自分の感覚)初めての作家 とても魅力的な2人組のやりとりがより一層天才的な頭脳を持ってい黒江を際立つことに成功でとても人間くさくみじかに感じる。トリックに関しては時代背景に皆無のためあまりピンとこない部分があるかな?知識不足を痛感させられるけどでも動悸を絡めて一部のトリックに関してはしてやられたと思う。なので違う作品を読んでみる2022/07/21