内容説明
いまの日本の獣医界には、専門医というものが存在しない。だが、当代一流の専門技術を持ち、多くの獣医さんから手に負えない症例をまかされるような立場の先生たちがいる―飼い主たちの声に応えられるスペシャリストを紹介。
目次
プロローグ―専門医がいない日本の獣医界
第1章 獣医界のブラック・ジャックたち(外科・救急医療のスペシャリスト―「骨折」「股関節形成不全」「関節炎」ほか;心臓病のスペシャリスト―「僧帽弁閉鎖不全症」「動脈管開存症」「心房中隔欠損症」ほか;歯科・眼科のスペシャリスト―「歯周病」「歯頚部吸収病巣」「白内障」ほか)
第2章 動物の身体の謎にアプローチする(神経病のスペシャリスト―「てんかん」「椎間板ヘルニア」ほか;腎臓・泌尿器病のスペシャリスト―「腎臓炎」「腎臓結石」「腎不全」ほか;肝臓病のスペシャリスト―「肝炎」「肝臓ガン」「門脈シャント」「肝性脳症」ほか;内分泌病のスペシャリスト―「クッシング症候群」「甲状腺機能低下症」ほか)
第3章 むずかしい病気を追いつめる!(皮膚病のスペシャリスト―「アトピー」「皮膚ガン」「ドライスキン」ほか;腫瘍のスペシャリスト―いろいろなところにできる悪性腫瘍;血液病・臨床病理のスペシャリスト―「溶血性貧血」「伝染性貧血」「猫白血病」「猫エイズ」ほか)
エピローグ―二歩先をゆく専門医を探せ!
著者等紹介
坂本徹也[サカモトテツヤ]
1956年(昭和31)4月2日生まれ。兵庫県出身。ライター、ペットジャーナリスト。早稲田大学第一文学部社会学科卒業。雑誌の編集部を皮切りに、企業PR誌の編集、広告物の制作等を行う企画会社に勤務。’88年に独立して、企画集団パイクを設立。その後はビジネス誌、転職・独立情報誌の立ち上げおよび執筆にかかわる。犬歴9年。2頭のミニチュアシュナウザーを飼ったことから、獣医療の現状に疑問を抱き始める。ヒトと動物の関係学会会員
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