Ｋａｐｐａ ｂｏｏｋｓ ｌｉｂｒａｒｙ 楽に死ぬのがなぜ悪い―長生きは不幸の始まり

近藤 啓太郎【著】

光文社（1993/05発売）

• サイズ 新書判／ページ数 177p／高さ 20cm
• 商品コード 9784334005351
• NDC分類 914.6
• Cコード C0095

目次

還暦を祝う日本に戻りたい
親子故の憎しみ
呆けは算術でわかる
羞恥心がなくなる恐怖
お人好しの母
犬猫以下になった母
脳梗塞より脳出血のほうがまし
生は善で死は悪か
長生きするのも自由である
主義主張で尊厳死に反対するのはエゴイスト
最期にできるのは苦痛の除去だけ
病気の経済的負担
告知した後悔
オランダを見習え
このまま死んでしまいたい気持ち〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[けい子]

「生は善で死は悪」という考えが固定されている世の中〜「どう死ぬか」は「どう生きるか」と同等に考えるべき、と作者。病に苦しんでいる人の「生や死に対する気持ち」の面に目を向けるべきだと思う。

2021/08/08