内容説明
ソ連が解体し、各共和国に核兵器が放置されたままとなったら、どうなる。世界の危機は、湾岸戦争の比ではない。このソビエト帝国の滅亡の原因―経済危機を救いうるものはひとり日本のみ。ここは、骨髄に達する恨みを耐えしのんでも、ソ連を救わなければならないのではあるまいか。日本がソ連の経済危機を救済すれば、日本と世界は、大きな危険を脱するだけではない。万世のために太平は開かれ、日本も世界も、莫大な利益を得る。ことに、日本が得る利益たるや、とほうもなく大きいのだ。
目次
1章 ゴルバチョフは「最後の決戦」を始めた
2章 天国から地獄へ・ソ連大崩壊の必然
3章 ソ連型資本主義は成立するか
4章 貧乏は「マルクス教」の宿命である
5章 ソ連社会主義は「失業」で死滅した
6章 日本よ!新帝国主義でソ連を救え