出版社内容情報
空を自由に飛びまわる鳥を見て「ぼくも空をとんでみたい」と思ったペンギンの子、ジェイムズ。けんめいに羽ばたいてみたけれど、どうやっても飛べません。
ママに問いかけると、氷の白い大地のむこうに海というものがあること、そこでは自分たちペンギンは空を飛ぶように泳げるのだと教えてくれました。
飛ぶように泳ぐってどういうことだろう? ジェイムズは、その姿を思い浮かべながら、眠りにつきますが……。
「ペンギンが飛ぶ」ことの意味を自分なりの価値観で追究するジェイムズの姿を通して、自分らしさを心から愛することのすばらしさを伝えます。
葉祥明さんが描く南極の風景が美しく広がります。
『オレンジいろのペンギン』第2弾。
内容説明
とぶのは、空だけじゃない―見方をかえると、世界はもっとかがやく。『オレンジいろのペンギン』から20年待望の第2弾!
著者等紹介
葉祥明[ヨウショウメイ]
1946年、熊本市生まれ。絵本作家、画家、詩人。絵本『ぼくのべんちにしろいとり』(至光社)でデビュー。1991年、葉祥明美術館を開館。人間の心を含めた地球上のあらゆる問題をテーマに創作活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
155
タイトルと表紙絵に魅かれて読みました。葉祥明、初読です。シンプルなストーリーですが、絵が美しく夢のある絵本でした🐧🐧🐧 https://books.kosei-shuppan.co.jp/book/b627590.html2023/06/26
MI
68
オレンジ色のペンギン。かもめを見て「あんなふうに空を自由に飛べたらいいのに」ペンギンはどんなに手を振っても飛べないけれど、海の中なら自由にまるで空を飛んだように進むことができる。真っ白な雪にとても澄んだ気持ちで読める絵本2025/10/14
Cinejazz
17
『オレンジいろのペンギン』に続く本作は、空を自由に飛びまわる鳥を見て「ぼくも空をとんでみたい」と思った、ペンギンの子ジェイムズのお話し。母さんに聞いてみると、氷の大地の向こうに海というものがあること、そこではペンギンは空を飛ぶように泳げるんだと、教えてくれた。飛ぶように泳ぐってどういうことだろう? ジェイムズは、その姿を思い浮かべながら、眠りにつくと…〟「ペンギンが飛ぶ」ことの意味を通して、自分らしさを大切にすることの素晴らしさを伝える<葉 祥明>さんの絵本。2025/10/21




