出版社内容情報
空を自由に飛びまわる鳥を見て「ぼくも空をとんでみたい」と思ったペンギンの子、ジェイムズ。けんめいに羽ばたいてみたけれど、どうやっても飛べません。
ママに問いかけると、氷の白い大地のむこうに海というものがあること、そこでは自分たちペンギンは空を飛ぶように泳げるのだと教えてくれました。
飛ぶように泳ぐってどういうことだろう? ジェイムズは、その姿を思い浮かべながら、眠りにつきますが……。
「ペンギンが飛ぶ」ことの意味を自分なりの価値観で追究するジェイムズの姿を通して、自分らしさを心から愛することのすばらしさを伝えます。
葉祥明さんが描く南極の風景が美しく広がります。
『オレンジいろのペンギン』第2弾。
内容説明
とぶのは、空だけじゃない―見方をかえると、世界はもっとかがやく。『オレンジいろのペンギン』から20年待望の第2弾!
著者等紹介
葉祥明[ヨウショウメイ]
1946年、熊本市生まれ。絵本作家、画家、詩人。絵本『ぼくのべんちにしろいとり』(至光社)でデビュー。1991年、葉祥明美術館を開館。人間の心を含めた地球上のあらゆる問題をテーマに創作活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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