出版社内容情報
野村春眠[ノムラシュンミン]
著・文・その他
内容説明
「難解」「解らぬもの」と揶揄され、生半可にかじれば魔境に迷い込むともいわれる禅の“公案”。自ら道場で『無門関』を身読した著者が老婆親切を尽くして解きほぐす、令和時代の入門書。
目次
門のない関所―無門関
犬の仏心―趙州狗子
狐に生まれ変わった老人―百丈野狐
指を切られた小坊主―倶胝竪指
達磨に髭がない―胡子無鬚
木に登った人―香厳上樹
にっこり笑った迦葉―世尊拈花
お椀を洗っておけ―趙州洗鉢
車輪を外した奚仲―奚仲造車
悟らない仏―大通智勝〔ほか〕
著者等紹介
野村春眠[ノムラシュンミン]
1953年2月5日京都市生まれ。1976年同志社大学文学部文化学科(哲学及び倫理学)卒業。司法書士片山事務所に4年間勤務。1980年黄檗宗にて出家得度。1989年黄檗宗和尚。2004年還俗(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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