出版社内容情報
小学校一年の夏にプールで溺れそうになったときに、プールの底でイルカの目を見た蒼。それ以来、蒼の心の中に一頭のイルカがすみ始めた。イルカはいつも蒼の心に静かによりそっていたが、不思議な森の中でしずくの形をした置物を見てから自分の意思で動きだして……。自分の本当の居場所を追究し、彫刻家との出会いを通して成長する少年・蒼のひと夏を爽やかに描いた感動作。
長崎夏海[ナガサキナツミ]
1961年生まれ。児童文学作家。『トゥインクル』(小峰書店)で日本児童文学者協会賞、『クリオネのしっぽ』(講談社)で坪田譲治文学賞受賞。主な作品に『ゆうやけごはんいただきます』『ふねにのっていきたいね』「ミナモとキースケのたからさがし」シリーズ(以上、ポプラ社)、『おなかがギュルン』『セイルといっしょ 星空ぎゅいーん』(共に新日本出版社) 他多数。2006年から沖永良部島に在住。
佐藤真紀子[サトウマキコ]
1965年生まれ。画家。主な作品に「バッテリー」シリーズ(教育画劇)、「いえででんしゃ」シリーズ(新日本出版社)、「ミナモとキースケのたからさがし」シリーズ(ポプラ社)、『クリオネのしっぽ』『すし食いねえ』(共に講談社)、『鳥海山の空の上から』『チャーシューの月』(共に小峰書店)、『糸子の体重計』『先生、しゅくだいわすれました』(共に童心社)、『ふたりだけの運動会』(佼成出版社)他多数。
薬師寺一彦[ヤクシジカズヒコ]
1968年生まれ。水の彫刻家。イルカやクジラをテーマにガラスやアクリルを使い 「水の彫刻」の創作を開始。彫刻物をアクリルの中に閉じ込める独自技法で、数々の作品を発表。「イルカのフジの人工尾びれ開発」に携わり、 2010年に人間用のイルカフィンを創作。海でイルカやクジラと泳ぎ、人と動物の繋がりを作品にしている。
内容説明
一年生の夏、プールでおぼれかけてから、蒼の心の中にすむようになった一頭のイルカ。イルカはいつも蒼の心にしずかによりそっていた。でも、ある日、ふしぎな森の中で透明なしずくの形をした置物と出会った瞬間、心の中のイルカが自分の意思で動きだして…。彫刻家との出会いを通して成長する少年のひと夏をさわやかに描いた感動作。
著者等紹介
長崎夏海[ナガサキナツミ]
1961年生まれ。児童文学作家。『トゥインクル』(小峰書店)で日本児童文学者協会賞、『クリオネのしっぽ』(講談社)で坪田譲治文学賞受賞
佐藤真紀子[サトウマキコ]
1965年生まれ。画家
薬師寺一彦[ヤクシジカズヒコ]
1968年生まれ。水の彫刻家。イルカやクジラをテーマにガラスやアクリルを使い「水の彫刻」の創作を開始。彫刻物をアクリルの中に閉じ込める独自技法で、数々の作品を発表。「イルカのフジの人工尾びれ開発」に携わり、2010年に人間用のイルカフィンを創作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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