内容説明
新聞記者は、次々飛びこむニュースを、どうとらえどう伝えていくのか?!社会部記者、写真記者、校閲記者、論説委員、デジタル新聞ディレクターなどの仕事を紹介。
目次
第1章 新聞の歴史、種類と新聞社の部署
第2章 社会部―「新聞記事は、なにかを変える力があるかもしれない」
第3章 社説づくり―昼の会議から翌朝の社説が生まれる
第4章 写真部―上空から命がけで撮った大津波襲来の瞬間
第5章 校閲グループ―原稿内容にまでふみこむ日本語チェックの達人たち
第6章 デジタル新聞づくり―速報性と字数制限がない利点を最大限に生かす
第7章 出前授業―新聞記者が学校に派遣されて楽しい授業を展開
著者等紹介
深光富士男[フカミツフジオ]
1956年、山口県生まれ島根県出雲市育ち。光文社雑誌記者などを経て、1984年に編集制作会社「プランナッツ」を設立。出版物編集制作業務を柱に、自らもノンフィクション系図書の著者として、取材・撮影・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あろま
5
この本の臨場感がすごい。東日本大震災の津波の写真を撮っていたカメラマンの当時の様子が書かれている。どのように取材をして記事を作っているのか、詳しくわかる。 大人も読んでみる価値があると思う。2024/01/20
ほっそ
5
たまたま八戸への取材に行った写真記者さんが、偶然が重なり撮影できた写真。あの写真が、全世界を巡った背景には、こういうことが(あったんですね。2015/06/29
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
4
第40回青少年読書感想文コンクール 北海道指定課題図書 中学校2019/08/01
カヤ
4
校閲部の、師匠制のはなしがおもしろかった。血筋っていいかたおもしろい。2017/04/09
ときわ
1
我が家は毎日新聞を取ってるのにこの本のことを知らなかったのは、児童書だったからなのかな。3.11空撮の経緯とデータ送信の苦労は記事で読んだが、国内外5百紙以上の一面に載ったとは知らなかった。抜いた抜かれたがあっても、いざという時は協力する関係なんだ。遊軍記者がほんとに自由が許されてるのはすごい。責任も半端じゃないけど。校閲のところなど特に面白かった。このシリーズ面白いね、他のも読んでみたい!2015/08/01
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