内容説明
福岡県にある水族館「マリンワールド海の中道」で、ラッコのマリンが赤ちゃんを産みました。ところが、赤ちゃんは母乳をうまく飲めていないようです。「このままでは、死んでしまう!」生後十日目、飼育員たちはマリンから赤ちゃんをあずかり、自分たちの手で育てることを決意しました…。小学3年生から。
目次
第1章 ラッコの赤ちゃんが生まれた
第2章 マリンはいいお母さん
第3章 赤ちゃんがあぶない!
第4章 お母さんは十六人
第5章 ふたたびの危機
第6章 特製ミルクで大きくなあれ!
第7章 赤ちゃんから子ラッコへ
第8章 名前は「マナ」
第9章 水族館の海で
第10章 お誕生日おめでとう
著者等紹介
井上こみち[イノウエコミチ]
埼玉県生まれ。日本児童文芸家協会会員。人と動物のふれあいをテーマとした動物のノンフィクションを数多く手がける。『海をわたった盲導犬ロディ』(理論社)で第1回日本動物児童文学賞、『カンボジアに心の井戸を』(学研教育出版)で第28回日本児童文芸家協会賞受賞、『往診は馬に乗って』(佼成出版社)で第6回福田清人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ROOM 237
11
気付くとラッコの赤ちゃん画像を見てニヤニヤ、完全なる変質者。なんと水族館のラッコショー中に産まれたまなちゃん。ラッコの子育ては本当に手がかかるようで…自分も赤ちゃんもペロペロ毛繕いして毛の間に空気を送らないと水に沈んじゃうし、一時間ごとの授乳でママは大忙し。生後10日辺りからママが疲れ果てて沈み始めたため、人海戦術でまなちゃんを人工保育へ。飼育員の皆さんの頑張りと、元気にママと再会したまなちゃんに涙😢ヨカッタヨー ※イカと貝入り赤ちゃんラッコ用ミルクレシピあり。いつか飲む日がくるのか🍼2020/01/21
喪中の雨巫女。
10
《図書館-新刊》 テレビでマナちゃんのことを紹介した番組を観ました。気になって、図書館で、みかけてとびつきました。マナちゃんにいつか逢いに行きたい。2013/10/02
suiu
1
マナちゃんとマリンが再び絆を結ぶ様子とかもっと読みたかった。2015/02/16
きゅー
0
マリンワールドで産まれ、人工哺育されたラッコの赤ちゃんのノンフィクション。2023/12/16
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- 和書
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