内容説明
命がけでリンゴの完全無農薬栽培に挑んだ木村秋則氏と天台宗の大僧正である荒了寛師が対談。自然と人間が、共に生かし、生かされ、生きていくには―「奇跡のリンゴ」に学ぶ究極の人生訓。
目次
リンゴにも心がある?
食べものは心に影響を与える
生かし、生かされ、生きる
神仏の操り人形
無農薬栽培への挑戦
絨毯のような山の土
「リンゴを実らせてください」
自然の摂理に適った「お手伝い」
農薬と肥料の魔力
ノウハウではなく姿勢を育てる
心を育てる
「幻の城」に導かれて
幸せの尺度
「求めざるに自ら得たり」
著者等紹介
木村秋則[キムラアキノリ]
1949年(昭和24年)、青森県中津軽郡岩木町に生まれる。青森県立弘前実業高校商業科卒業。1968年、高校卒業と同時に上京してトキコ(株)に入社するも翌年秋に実家の都合により退職、帰郷する。農作業に従事するかたわら、岩木町農業協同組合の金融業務に携わる。1972年に木村美千子と結婚して木村家へ養子入り、家業のリンゴ栽培を始める。1978年4月からリンゴの無農薬・無化学肥料栽培を開始。現在、(株)木村興農社の代表を務めるほか、国内外への農業指導や講演活動を精力的に行っている
荒了寛[アラリョウカン]
1928年(昭和3年)、福島県郡山市に生まれる。10歳で仏門に入り、12歳で得度。大正大学大学院博士課程で天台学を専攻。仙岳院住職(上野輪王寺門跡)荒眞了大僧正の法を嗣ぎ、清浄光院住職および大福寺住職を経て、1973年に初代の天台宗ハワイ開教総長としてハワイに渡る。布教活動の拠点として天台宗ハワイ別院を開創するとともに、院内に開設した天台文化教室(のちのハワイ美術院)を通して書道・茶道・華道・日本画など日本文化の普及と継承に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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