内容説明
ようやく授かった赤ちゃんの左手は、指が二本しかありませんでした。「ありのままに受け止めて、ありのままに育てようね」両親の愛情を受けて、のびのびと育った小林夏衣さんは、ピアノが大好きな少女になりました。「ショパンの『革命』を弾きたい!」挑戦と挫折、そして将来の夢…。持ち前の前向きな性格と明るさで、自分の音楽を模索する、夏衣さんを紹介。
目次
第1章 ゆずり受けたピアノから
第2章 誕生
第3章 魔法の手だもん
第4章 あたし、幸せだもん!
第5章 『革命』を弾きたい!
第6章 『革命』がくれた奇跡
第7章 楽しむことは平等だ!
第8章 レッスンしようよ
第9章 障害だって個性
第10章 自分らしい音楽
著者等紹介
光丘真理[ミツオカマリ]
宮城県生まれ。劇団文学座17期生。出産を機に、童話を書き始める。日本児童文芸家協会・日本文藝家協会会員。読み語りボランティア活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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akane_beach
1
この本に出てくる夏衣さんは生まれつき左手の指が二本の障害者だが、7本の指を使ってピアノを弾く。小さい頃からの憧れの曲ショパンの「革命」を弾きこなそうと努力する。凄い。私は地方の音大出身だが「革命」は手が小さいので無理だと諦めた。10本の指があるのに。障害があっても「自分らしく人生を楽しもう」という夏衣さんの考えはご両親の生き方を見て養われたようだ。私も日常の些細なことに一喜一憂して時間を無駄にするのでは無く、どんなことでも受け入れ楽しむことが幸せになる秘訣だなと思った。人生を楽しもう!2013/10/22
横車押蔵
1
「さっちゃんのまほうの手」が引用されていた。 ハンディキャップを乗り越える人、押しつぶされてしまう人 心の持ち方もあるが・・・2013/08/24
suiu
0
素敵な作曲家になってください。2014/06/30
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