内容説明
ずっといっしょにいられれバナ~。なかよしバナナ3姉妹のユーモア絵本。
著者等紹介
林木林[ハヤシキリン]
山口県生まれ。詩を中心に、絵本、ことば遊び、作詞など幅広く活躍
西村敏雄[ニシムラトシオ]
愛知県生まれ。東京造形大学デザイン科卒業。『うんこ!』(文渓堂)で第1回リブロ絵本大賞、第20回けんぶち絵本の里びばからす賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
63
頭が一つの房につながったまま年老いた、バナナ3本ばあさんのお話。基本的には仲が良いのだが、テレビでみたいチャンネルはみんなバラバラなので、テレビの時間は険悪ムード。ある日、行きたい場所の食い違いから、3本はついにバラバラの道へ。行った先でそれぞれ冒険を体験し、帰ってきてからは話に花が咲く。房につながってないけれど、以前よりも仲が良くなったのだった。2016/09/11
たまきら
33
編み物中に読んでくれました。昔この本笑ってたよ、というと「え~おぼえてないなあ!」こんな会話を楽しめるようになりました。同じ絵本をまた違う次元で楽しめる喜び。ありがたいなあ。2019/11/09
たまきら
28
あはははは、シミの数が年の差とはおかしいなあ。オタマさんと大笑いしながら読みました。2016/10/01
りーぶる
27
慣れるまでは、激しく読みにくい。娘は本物のバナナの房を見て「3にして!!」と無茶を言う。スーパーに行けば「バナナンばあばー!」と叫ぶので、恥ずかしい、けど可愛い。このばあば達は、どれだけ生きている設定なんだろう。温泉入っていいのかしら、と思う私。最後は安定の「なかよし」でした。(2歳6ヶ月)2019/01/06
yumiha
26
横から覗き込んだ同居人、「痛んだバナナやなぁ」とほざく。「おばあさんバナナやからいいの!」と突き放す。バナナは、腐りかけがウマイとも言うし。そんなおばあさんバナナ三姉妹。歳を取ると頑固になるちゅうが、それぞれの好みを主張して譲らない。そして・・・。想定内でござった。2020/03/14