内容説明
おめめはとっくにつぶっているけどほっぺとおくちがわらってる…赤ちゃんとの暮らしの中で生まれた子守歌の絵本。
著者等紹介
いちかわくみこ[イチカワクミコ]
福岡県生まれ。児童文学者吉田タキノ氏主宰の「窓の会」で児童文学の書き方を学ぶ。1981年、地域文庫の設立メンバーとなる。後に保育園・小学校・子育て支援グループに読み聞かせ・語り・ブックトークの出前や講演を行う。現在は、小学校図書室の本の選書・国語教科書にあるテーマに合わせての企画にも力を入れる。市立図書館・中学校図書館勤務を経て、1999年より大型書店に勤務。『ねんねのうた』で絵本デビュー
ひろのたかこ[ヒロノタカコ]
愛知県生まれ。スペインのシンクロ・デ・ベーリャス・アルテスに学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
お母さんに抱っこされて、ゆらゆら、背中をとんとん、優しい子守歌、幸せな気持ちで眠りについてほしい。毎回そうではありませんでしたが(笑)2023/03/08
遠い日
6
広野多珂子さんの絵を求めて。寝かしつける時間の、密やかな気配が濃やかに描かれている。子どもの体温、子どもの重さ、穏やかな眠りに入るまでの母と子の静かな触れ合い。2017/02/28
遠い日
6
広野さんの絵を求めて。ねんねの時間の静けさと子どもの眠りにつく前の気配がじゅうぶんに描かれている。だっこして、優しくとんとん。静かに、静かに。小さな声で歌を歌って。決まった歌があったっけ。この本のことばが「歌」になっている。遠い遠い日のいろいろなことを思い出しつつ読む。当時は寝かしつけに苦労したものだったが、今思うとそんな時間が至福だったのだと気づく。そんな幸せな情景がここにあります。2013/10/14
はるけいゆいママ
4
息子3歳3ヶ月。優しい絵本(*^^*) "もう ねたかな"私が読むと、息子も続けて"もう ねたかな"。絵本の赤ちゃんに語りかけているようで、優しいお兄ちゃんっぷりが見られました(*^^*) 『少し前まではあなたもこうだったのよ』と、懐かしい気持ちになりました(#^.^#)2015/04/05
ゆー
3
とっくに目はつぶっているけどー…手や口や足や手が笑ってるんだって! なるほど~。ぜーんぶ寝てるの確認せずに、下ろしてたから…そりゃ失敗もするわな。優しい絵本でした。2015/01/06