アーユスの森新書<br> 宗教と終末医療

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アーユスの森新書
宗教と終末医療

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  • サイズ B40判/ページ数 177p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784333024131
  • NDC分類 490.16
  • Cコード C0214

目次

第1章 緩和ケア・ビハーラ病棟の五年間―患者さんとともに歩む現場づくり(臨床としての緩和ケア;日本における緩和ケアの今 ほか)
第2章 終末医療における「スピリチュアルケア」の可能性―「仏教」と「子育てにおける母子関係」を手がかりとして(ホスピスケアの原理と仏教;寄り誘う心―キリスト教と仏教 ほか)
第3章 一人ひとりの「死への内省」から始まる終末医療―看護師の立場から(「生かされて」生きるいのち;「生きる意味」に向き合う ほか)
第4章 日本の緩和ケア・スピリチュアルにおける宗教者のかかわり(医学としての医学;科学を補佐する人文科学 ほか)
第5章 パネルディスカッション―終末医療の現壌で宗教は何をすべきか、何ができるのか

著者等紹介

林茂一郎[ハヤシモイチロウ]
1947年、東京都生まれ。東京医科大学卒業。東海大学病院を経て立正佼成会附属佼成病院に勤務。産婦人科医として、数多くの生命の誕生と死を見つめてきた。2004年からは、同院緩和ケア科部長を務め、現在は佼成病院院長、ビハーラ担当医

井上ウィマラ[イノウエウィマラ]
1959年、山梨県生まれ。仏教セラピスト。京都大学文学部哲学科宗教哲学専攻中退。曹洞宗で出家得度。その後ビルマにて再出家して瞑想と仏典を学び、欧米諸国で瞑想指導。還俗して帰国し、教育、福祉、医療などの現場に瞑想の本質を手渡してゆく道を開拓している。現在は高野山大学スピリチュアルケア学科准教授

藤腹明子[フジハラアキコ]
1947年、滋賀県生まれ。国立京都病院附属高等看護学院および佛教大学文学部佛教学科を卒業。飯田女子短期大学看護学科教授を経て、現在、仏教看護・ビハーラ学会会長、日本死の臨床研究会世話人、日本ホスピス・住宅ケア研究会理事を務める

田中雅博[タナカマサヒロ]
1946年、栃木県生まれ。東京慈恵会医科大学卒業。国立がんセンター内分泌治療研究室長を務める。国立がんセンターを退職し、大正大学仏教学部三年に編入、七年後に同大学院博士課程満期退学。同年、西明寺境内に普門院診療所を建設。現在、西明寺住職、医療法人普門院診療所医師、大正大学非常勤講師。四度、ローマ教皇庁医療司牧国際会議に招待され、仏教徒の立場から医療のあり方について講演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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