内容説明
世界を知ることで、平和が見えてくる。遠い国から届いた友だちの声に、耳を傾けよう。
著者等紹介
小林豊[コバヤシユタカ]
1946年、東京・深川生まれ。日本画家。作品に『ぼくの村にサーカスがきた』(第43回青少年読書感想文全国コンクール課題図書)『せかいいちうつくしいぼくの村』(第43回産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Smileえっちゃん
37
図書館本。「あいたい友だち」個人的なお話かと思っていました。世界のお友達からこんにちは~ですね。遠く離れていても、生活環境が違っていても、同じ時間を過ごし、見上げる空は繋がっている。考えるだけでも楽しくなりますね。お元気ですか?今何をしていますか?小林豊さんの絵は色合いが優しく丁寧に書かれています。2016/07/06
みさどん
26
多民族国家ではない日本人の子どもには想像しにくい、よその国の事情。同い年くらいの子どもたちがどんな風に過ごしているか、生活を切り取った本。国際理解という学習には有意義だと思う。どこにも尊重すべき生活や習慣があって、それが分かり合えたら紛争なんてなくなるのに。一歩外に出てみないと、想像さえできない世界でもあるのだ。私がステイした時のアメリカ西南の州では、ポテチの袋を閉じなくても湿気らない、裏庭に馬が飼ってある、というのに感動したもの。2025/03/30
tokotoko
24
タイトルと、表紙の赤いTシャツの人の表情に惹かれて借りた図書館本。読んだらね、まず、友だちになれそうな人、世界中にいっぱいいるんじゃないのー!って思えます。そして、1人1人環境は全然違って・・・考えると悲しくなるけど・・・つらい環境で日々を送る人もいる。でも、どんな環境でも、「嬉しい」って思う「瞬間」があるんだってことを教えてくれて!よかった、って思いました。2014/03/21
ochatomo
13
「北緯36度線」は町に焦点をあてていたが、この本は人が主役 『きみのくらしを、きみのよろこびを知るために』見て声を聴くことを促す イギリスやロシア、アフリカも登場 2009刊2020/01/10
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
色々な国、いろいろな人々そして子どもたち。そこで暮らす環境も実に様々。けれどきっと仲良くなれる。まだ見ぬ友だちに会えたら自分から声をかけよう!2023/03/31