内容説明
あんこを丸めた、やさしい色のお菓子には、ケーキとは、ちがうお話がかくれています。満月の夜には、ほかの夜には起こりっこない、お話が起こります。ペペちゃんは、そのことを知っています。ひとりでそっと、見ていたからです。大好きなのに…親子なのに…すれちがう父と娘の、不器用な愛情物語。
著者等紹介
村中李衣[ムラナカリエ]
山口県生まれ。梅光学院大学教授。初めての創作短編集『かむさはむにだ』(偕成社)で、日本児童文学者協会新人賞、『小さいベッド』(偕成社)で、サンケイ児童出版文化賞、『おねいちゃん』(理論社)で、野間児童文芸賞を受賞
ささめやゆき[ササメヤユキ]
1943年東京生まれ。24歳から画家を志す。フランス、ニューヨークなど海外での模索時期を経て帰国。ベルギー・ドメルホフ国際版画コンクール銀賞、講談社出版文化賞さしえ賞、『ガドルフの百合』(白泉社)で小学館絵画賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で、日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
67
皆さんの評価が高いので読んでみました。とても繊細な、家族の物語。主人公の女の子の揺れる想いとお父さんの不器用な愛情。そして、おじいちゃんとおばあちゃんとの微妙な関係…。短い物語ですが、登場人物それぞれの想いが繊細に描かれていて心に響きます。切ない物語ですが、読後感は温かい。おすすめです。2022/10/13
ぶんこ
37
工事現場を見て回る仕事をしているお父さん。毎年引っ越しばかりなので、お母さんとはるこちゃんは母の実家で暮らしていました。児童書なのですが、子どもには難しいかな。おばあちゃんがはるこちゃんに言った「ひきょうなおおかみのとおぼえ」で、はるちゃんがお父さんを怖がってしまう。お父さんが気の毒で涙する。「かあさんのこころ」の表紙の本はおとうさんのこころにして欲しかった。こちらに本当の本の表紙で紹介されています。https://books.kosei-shuppan.co.jp/book/b274854.html2022/11/06
ヒラP@ehon.gohon
23
鼻の奥がつんとするような、物悲しい断片集です。 父と義父との確執、夫婦の不協和音、友だちとの行き違い、どれも心当たりのある小さな心の重荷です。 でも、読み終えて心に残るのは、和菓子の作りのように、見事にひとつの形になっているからでしょうか。 はんぶんぺぺちゃんの意味合いに感銘しました。2020/04/09
かお
11
ひょうきんな話だと思って驚いた。グッと来る話だ。お父さんと娘のちょっと距離感のある関係性。お互いどう接していいか分からない。別に嫌っている訳でもなく。 「はんぶんぺぺちゃん」が最後に、心が苦しくなる。気持ちを伝えることの難しさがテーマなんだろうけど、お父さんの物語のように感じた。2022/10/27
NakaTaka
9
切ないなあ。お父さんの温かい気持ち、うまく自分の気持ちを表現できないはるこの気持ち、ちょっと泣けた。2020/07/14
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