内容説明
身内5人を看取った著者が語る、あなた流介護のすすめ。
目次
介護はひとりではできません
やさしさ、見えますか?
心のバランス
私の人生、主人公は私
「死にたい病」に効く薬
猫の手より、仏の手
介護者を助けよう
あなたの介護はだれがしますか?
まずは、心のバリアフリー
「ありがとう」という言葉の力〔ほか〕
著者等紹介
羽成幸子[ハナリサチコ]
カウンセラー、エッセイスト。1949年生まれ。ヘルパー養成研修講師、ボランティア研修講師。祖父母、父母、姑の身内五人の介護体験をもとに、介護する側、される側の心のあり方を独自のユニークな発想と介護哲学でわかりやすく紹介する。「介護することは、自分の老いのリハーサル」と語り、全国各地で講演活動を展開。世代を問わず、多くの人から支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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バニラ風味
8
著者の経験から、「認知症や介護の必要な人と、どう関わったら良いか」が、ユーモアたっぷりに書かれています。「こんな風に言われたら、どう対処するのが良い?」など、介護者はは必ず悩むものです。真面目に取り組みすぎても疲れるし、かといって、いい加減にもできない。そんな時に、「なーんだ」と思うような答えが出ていて、笑ってストレス解消もできそう。でも介護に「必ず、こう」という正解はありません。それぞれが、それぞれのスタイルで、がんばりすぎないように気をつけながら、愛と信念をもって、日々過ごしたいと思います。2014/07/26
小島輝彦
5
介護は一人ではできない。
おそばやさん
0
家庭での介護者がどういう気持ちで介護しているのか、わかりやすく記されている。エッセイストならではの記事が腑に落ちる。目から鱗が落ちる。家族で介護している人にとっても、介護を長続きさせるヒントがあるのではないかと思う。2012/11/12
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