内容説明
村人にきらわれた大きなヘビのおふじを、おじいさんとおばあさんは、なくなく山へすてました。ある日、おふじは、いけにおちたしょうやのむすめをたすけます。しょうやさんは大よろこびで、おふじのすきなおもちを山へとどけました―。3歳から。
著者等紹介
谷真介[タニシンスケ]
1935年生まれ。日本文芸家協会会員。『台風の島に生きる』(偕成社)で第3回ジュニア・ノンフィクション文学賞、1976年厚生省児童文化福祉奨励賞受賞。「行事むかしむかし」シリーズ・全13巻(佼成出版社)で第15回巌谷小波文芸賞受賞
赤坂三好[アカサカミヨシ]
1937年生まれ。日本児童出版美術家連盟会員。『十二さま』(国土社)で第22回小学館絵画賞、1973年チェコBIB世界絵本原画展金牌賞受賞。『かまくら』(講談社)で1975年チェコBIB世界絵本原画展金牌賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ume 改め saryo
22
なんだか不思議なお話ですね(^^) 読んだ事が無い感じです(^^) 蛇があまりにも陽気な絵なので、別の意味で楽しめました(^^)2014/03/27
雨巫女。@新潮部
12
《書店》巳年だからかな、ヘビには、親近感あってね。おふじさんやおじいちゃんやおばあちゃんに同情してしまう。見た目で、判断してほしくない。2012/12/27
遠い日
8
「十二支むかしむかし」シリーズ。巳年。どこの民話とも記されていないが、日本にはヘビを神格化して崇める習いがあるので、ヘビにまつわる話は多いという。そのあたりから、掬い上げた話か。おじいさんとおばあさんを一心に慕うヘビのおふじの健気さが、じわじわと沁みてくる。2019/03/01
おひさま家族
6
小4、小2息子読み聞かせ。子供のできない老夫婦のもとへやってきたヘビのおふじ。大切に育てられますが 村の人たちから怖がられ 泣く泣く山に捨てにいくことに。2017/09/28
読み人知らず
5
おふじのがらがかわいい。ヘビに愛情をもてればいいのだけどおれはちょっとむりっぽい^^;2010/07/25