出版社内容情報
るるださん一家は、新しく家を建てようと広い空き地を買いました。「どんな家がいいかな?」。みんなで空き地を見に行くと、おやおや?何やら小さな声が聞こえてきます。「そっとしておいて」――。身のまわりにいる小さな生き物たちとの「共生」をやさしく描いた絵本。三歳から。
内容説明
るるださんいっかはいえをたてようと、ひろいあきちをかいました。どんないえにしようかと、あきちをみていたら、どこからか、ちいさなこえがきこえます。「そってしておいて」いったい、だれなのでしょう。小さな生きものたちとの「共生」を考える絵本。
著者等紹介
井上よう子[イノウエヨウコ]
神奈川生まれ。静岡大学卒業後、童話創作をはじめる
ひだきょうこ[ヒダキョウコ]
神奈川生まれ。絵本作家。絵本・イラストレーション・壁画など幅広く活動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Cinejazz
16
パパが言った「ここに、ぼくたちの家を建てよう❢」るるださん一家は、木々の生い茂る広い空き地を前に、夢を描きました」「わ-い、嬉しいな」「やっと夢が叶うのね」たっくんとママはにっこり。どんな家にしようかと、嬉しいな空き地を眺めていると、何処からか、小さな声が聞こえます「そっとしておいて」小さな声は、蝶々でした「わたしの子どもが、チ蝶になるまで、そっとしておいて」・・・鳥と蛙も「私の卵が孵るまで、そっとしておいて」「赤ちゃんがいるんです、お願いそっとしておいて」・・・るるださん一家は、どんな家を建てるのかな?2024/12/04
そうさん
16
5歳9ヶ月。てれび絵本で見て、読みたいと言われたので探した本。そっとしておいて欲しい生き物の気持ちはわかるけれども、人間としては困る!でもうまく生き物との共存を叶える家を建てた一家は凄いと思った。でも私ならこんな家は住みたくないなぁ。絵本としては、一家の優しい気持ちも伝わるし、いい話だけれども。2020/05/02
ヒラP@ehon.gohon
16
家を建てようと思った土地は、自然がいっぱいでいろいろな生きものが棲んでいました。 生きものたちからしたら「そっとしておいて」欲しいのは当然ですね。 生きものたちの思いを大切に考えるるるださん。 計画変更で建てた家が、思いやりがいっぱいで素晴らしいと思います。2019/08/01
emi*
12
今朝の、てれび絵本より。みんなみんないきているんだ、ともだちなんだ♪が浮かびました。声は、井川遥さん。2013/07/22
魚京童!
10
やだ。2015/07/28