内容説明
ネコのタロとハムスターのムーくんは大の仲良し。でも最近、ムーくんが元気がないので、タロは心配です。ある日、病院から帰ってきたムーくんのそばで眠ったタロは、ムーくんが遠くに行ってしまう夢を見て…。こどもたちが動物の死と向き合うときに参考になる絵本。
著者等紹介
本間正樹[ホンママサキ]
1952年、新潟県生まれ。創作のほか、自然と人間をテーマにしたノンフィクションなど、幅広く執筆活動をしている。主な作品に『大地とともに』(第41回産経児童出版文化賞推薦図書)など
福田岩緒[フクダイワオ]
1950年、岡山県生まれ。絵本作家。主な作品に『がたたんたん』(第12回絵本にっぽん賞受賞)、『おにいちゃんだから』(第11回けんぶち絵本の里びばからす賞受賞)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Cinejazz
7
<しょうちゃん>ちの飼猫<タロ>と、ハムスタ-の<ムー>とのじゃれ合いをとおしての友情の芽生え、ム-の突然死をとおして、“生命” や “死” 、“命の尊さ”について、親子で学ぶ「立正佼成会出版部」による躾の絵本。2025/04/04
hautan
2
図書館本。ちょっぴり悲しくなっちゃいました。絵が可愛い★42016/06/18
umaママ
1
不安そうな顔で真剣に聞いていました。“悲しいお話だよね…”“死んじゃうとどこに行くの?”っと静かに聞いてきました。4歳児 絵本日記2016/05/27
chima.
1
これを子供たちに読みながら、いつも不覚にも泣いてしまいます。神妙な顔でお話を聞いている子供たち…お母さん、何を泣いてるんだー??と思ってるだろうな。一定の間隔をおいてリクエストされる一冊。いつか別れの時が必ず来るけれど、ずっとともだち…そう思える友人を、子供たちがみつけられますように。2012/10/01
printemps
0
種類も大きさも違うハムスターと猫。言葉が通じるかもわからない。でも同じところにいたら気になるし、仲良くなりたい。少し時間はかかっても、お互いのいい所も見えてくるし心も通じる。気持ちが残っていれば、思い出せばいつでも一緒。2023/01/23