内容説明
旅立ちを前にした患者たちは何を語り、何を伝えようとするのか―。生と死がせめぎ合う、いのちの現場から問いかける「心の援助」のあり方とは?看護・介護に関わるすべての人に贈る一冊。
目次
第1章 愛する方を失った悲しみの癒し
第2章 ホスピスでの心の葛藤
第3章 ホスピスで思う本音
第4章 人生の傷を癒し、癒し人になる生き方
第5章 共に生きる道
第6章 スピリチュアルケアの心得―病院で働くチャプレンと医療スタッフのために
第7章 援助者の自分自身への配慮―燃え尽きないために
第8章 癒しを届ける見舞い方
著者等紹介
沼野尚美[ヌマノナオミ]
昭和31年(1956)年、大阪市生まれ。武庫川女子大学薬学部卒業。神戸ルーテル神学校修士課程修了。米国ゴンザガ大学宗教部宣教コース修了。ケンシントン大学大学院行動科学研究科修士課程修了(心理学・カウンセリング専攻)。病院薬剤師から病院チャプレンとカウンセラーに転職。チャプレンとして淀川キリスト教病院、神戸海星病院、姫路聖マリア病院に勤務の後、カウンセラーとして日本バプテスト病院勤務を経て、現在、神戸の六甲病院緩和ケア病棟にてチャプレンとカウンセラーを兼職。薬師山病院(京都)・岡山中央奉還町病院緩和ケア病棟で兼務。京都ノートルダム女子大学非常勤講師
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