出版社内容情報
ぼくの部屋に迷い込んできた一羽の小鳥。でも部屋に閉じ込めたまま、ぼくはサッカーの練習へ…。命の尊さ、はかなさに初めて触れる少年の心の成長を描く。\本と親しみ、本を読む楽しさとよろこびを育む、小学校一年生からの童話シリーズ第一弾!
内容説明
しんくんの部屋に、迷い込んで来た1羽の小鳥。驚きつつも、愛らしい姿にひかれた彼は、部屋を閉め切って外出する。帰宅したしんくんが目にした光景は…。小さな命へのいつくしみを、繊細なタッチで描く。
著者等紹介
ねじめ正一[ネジメショウイチ]
1948年生まれ。1979年、処女詩集『ふ』で第31回H氏賞受賞。1989年、小説『高円寺純情商店街』で第101回直木賞受賞
松成真理子[マツナリマリコ]
1959年生まれ。京都芸術短期大学(現・京都造形大学)卒業。現在、イラストレーターとして活躍中。2003年、初めての創作絵本『まいごのどんぐり』(童心社)で第32回児童文芸新人賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のこ
12
学校から帰ってきたしんくんの部屋に、一羽の小鳥が入ってきました。急いでいたしんくんは小鳥をそのままに、お母さんに何も言わず出かけてしまいます。帰ってきたしんくんは小鳥を探しますが…■袖部分で展開はわかっていても衝撃受けます。命の儚さ、弔いの心、親の対応と、教訓的なものは多々ありますが、最後のしんくんの勇気。大人でさえ逃げ出したい状況であるにも関わらず自分からすすんで実行する。児童書ですが、大人も読むべき本かもなぁと思いました。2014/02/24
Miyako
1
予備知識なしで読んだから、展開に衝撃を受けた。小さい子に読む時は注意が必要かも。悲しい話が好きではない息子は一度読むと、二度と手に取らなかった。親としてはとうさんとかあさんの対応に背筋が伸びる思い。2017/12/02
そうナイト!
1
小鳥かわいそう… 2015/09/11
かわのふゆき
0
死ってどんなことなんだろう、という話。死ぬ必然性が感じられず、あまり好きな本ではない。2009/05/30




