出版社内容情報
「すべての人が救われる道」を模索し、その布教に生涯を捧げた浄土宗の祖師・法然。常に民衆のなかにあり続けた「念仏の行者」の教えの真髄を、人気の著者が分かりやすく解説する。
内容説明
ただ念仏のみ―。“法然入門”の決定版!ナムアミダブツの真髄がここに。
目次
第1章 『一枚起請文』
第2章 万人救済の道を探って
第3章 ただ念仏だけでいい
第4章 悪人正機
第5章 極楽浄土と南無阿弥陀仏
第6章 阿弥陀仏におまかせして
著者等紹介
ひろさちや[ヒロサチヤ]
1936年、大阪府生まれ。宗教評論家。東京大学文学部印度哲学科卒業。同大学院印度哲学専攻、博士課程修了。1965年から85年まで、気象大学校教授。現在、大正大学客員教授をつとめるかたわら、執筆や講演活動とともに「まんだらの会」を主宰する
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感想・レビュー
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Shoji
29
法然の教えを分かりやすく解説。とりわけ「一枚起請文」と「専修念仏」の解説に多くの紙幅を割いています。読みやすく、理解しやすい内容でした。2025/06/02
ほととぎす@nekohototogisu
2
最近は、ひろさちやを読む人も減ったんだろうか。専門的に勉強する人以外なら、氏の仏教解説書が読みやすく挫折せずに読み通せて良いと思う。南無阿弥陀仏2024/03/14
モモンガ
1
仏教がわからない人にも、優しく分かりやすかったです。読んでいて心が洗われました、生き方に迷っている人、仏法に興味がある人などに、お勧めです。2012/12/31
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