出版社内容情報
日本人になじみの深い念仏・「ナムアミダブツ」。この七文字に込められた仏の教えを、著者ならではの軽妙な語りに乗せて分かりやすくひもとく。仏教の入門書としても最適な一冊。
内容説明
軽妙な語りにのせて指南する“すべてをおまかせして生きる”術。「ナムアミダブツ」この7文字に学ぶ人生の智慧。
目次
南無(仏になるための教え;おまかせ;念仏が念仏する;分別しない)
なん(青色青光;ほとけさまからいただくもの)
阿弥陀(アミターユス・アミターバ;無分別智)
まん(一緒に;無力さの自覚;宇宙を貫く願い)
仏(涅槃の境地;客塵煩悩)
だぶ(二つの物差し;輪廻転生;ほとけさまのプログラム;他力の心)
著者等紹介
ひろさちや[ヒロサチヤ]
1936年、大阪府生まれ。宗教評論家。東京大学文学部印度哲学科卒業。同大学院印度哲学専攻、博士課程修了。1965年から85年まで、気象大学校教授。現在、大正大学客員教授をつとめるかたわら、執筆や講演活動とともに「まんだらの会」を主宰する
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感想・レビュー
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もも
11
死んだ後、あの世に持っていけるのは財産、身体、名声などではない。とするならば、この世で大切にすべきことはなんだろう?という新しい視点で物事を見れるようになった。日本史でかじった親鸞さんと、まさかこんなところでお会いできるとは。日本の宗教観が面白い。2016/08/18
じろ
1
★★★ ひろさちやの本に書いてあるようなことがすごく書いてあった 苦しみは無くならないかー それを受け入れる、それで大丈夫ということ その真っ最中の時にこれを思い出せるだろうか。2024/06/15
64
0
念仏さえ申していれば何もしなくてよいという「だぶ」の件あたりは全く受け入れれず。2015/02/19
Noriko S
0
毎朝仏になるという項目面白かった。意識したことなかった考え方、面白かった。2022/05/22