内容説明
「クマが山でくらせるように、くりの木を植えてやろう!!」ひとりの鳥獣保護員の決意と行動が、やがて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
母と兄弟を殺され、一人残ったクマの子。鳥獣保護員の東山省三さんに保護され、太郎と名付けられる。人間の勝手で、山を荒らし人里に下りてきては危険だ、と処分される。和歌山県の実話に基づいた絵本。北海道はヒグマだが(太郎はツキノワグマ)、同じ状況で目撃情報がここ数年の間増えている…。2019/07/02
遠い日
11
岡本順さんの絵を求めて。実話に基づいたお話のようで、作中に出てくる地名から和歌山県でのことと知れる。戦争での生死の線引きを体験した、鳥獣保護員の東山さんの身を引き裂かれるような苦悩が、リアルだ。クマは危険な動物であるというレッテルを貼った人間の暴挙は、元々は人間たちに都合のよい方法でしか自然と接しなかったから起こること。どうにか、バランスを取り戻せないものか、もやもやとした思いに囚われます。2018/09/04
みよちゃん
4
太郎と名付けられたクマ。森に返されてはいないが、栗の木が育つ頃には他の動物たちのご馳走になるのだろう。2018/09/07
sora
2
小32025/06/22
まみむめもーめんと
1
駆除された母熊と一緒にいた子熊。昨年は熊被害が甚大でかなりの頭数殺処分されたとニュースになっていた。短期的な対処とは別に長期的な野生動物との共生を考えなくてはいけないよね。でも地方は過疎化で財源もなく山に手が入らなくて悪循環だろうな。国は軍拡に余念が無いけど中身はボロボロだよ。トホホ2026/01/17




