内容説明
むかし、おには山の神さまだった。それなのに…。やさしいおにからこわいおにまで、おにのすべてがわかる楽しい絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よむよむ
37
「おにウィーク」その2 コレは究極の鬼の本ではないか?由良、歴史、行事や昔話などの鬼の全てを網羅し、且つわかりやすく解説してくれている。問題提起的な〆も子ども達には良いかも。小学生向きではあるが、幼児でも可。2019/01/27
ヒラP@ehon.gohon
22
物語の中に、様々に登場する鬼、なんとなく世の中で怖い存在の鬼、それでもどこかで身近にも感じる鬼について、その正体と登場するお話を紹介している本です。 改めて鬼の由来を知りました。 はっきりとはタイトル紹介はありませんが、昔話を連想させる記述も楽しめます。 鬼も住みにくい時代になったというまとめも面白く感じました。2023/03/01
あおい
15
昔は山の神様だった鬼がどうして恐れられるようになったのか?どうして鬼にはツノがあり虎皮のふんどしを身につけているのか?など昔話には欠かせない鬼についての考察をわかりやすく教えてくれる。2017/02/12
いろ
14
歴史を辿り,様々な物語を踏まえて「鬼とは」を解説。難しそうと思い,サラッと1人読み用に~と借りたけど,文字数も思ったより少なくて,8歳男児,一緒に読もうと何度か再読。一緒に読むと,案外読みやすく,鬼の事が色々と分かって面白かった。「かがくのとも」上級者編という感じの内容。最近,小学校で読み聞かせしているので,「高学年くらいで読み聞かせに使えそう。」とも感じた。最後「今,居場所をなくした鬼は…」はゾクッ,息子がギュッとしがみつき首を強く横に振る。「ココは神様がいるんだよね。」胸をつつくとホッとして頷いてる。2017/01/30
たんぽこ
3
易しい言葉で、人間にとって鬼とは何かを教えてくれる絵本。文章量は多くないのに、すごく読み応えがあって面白かった。2020/01/21